子供の教育・成長・遊び

障害を持つ子供の家庭学習7つのポイント

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家庭学習の現状

障害を持っているお子さんの多くは、家庭学習になかなか取り組めずに苦労されています。

障害を持たないお子さんでも、取り組みが難しい事もある中、それを持つお子さんと保護者の方にとって毎日の家庭学習は頭が痛い要因のひとつとなっています。



障害である「特徴」を理解する事が大切

大切な事は、お子さんが持つ障害(以下「障害」を「特徴」と表現します。)を理解してあげることです。

そして、特徴に合った学習の進め方を見つけてあげることです。

特徴を持つお子さんに、勉強そのものが好きなのか苦手なのか、と問うと、宿題はやりたくない、でも勉強は嫌いではない、という意見が多いのです。

要は、「知る」ことへの喜びや意欲はあるのです。

その思いを、宿題をすることへ結びつけて考える事が苦手な為に起こることなのです。

その苦手部分を上手にサポートできれば、お子さんのやる気スイッチはONになれるのです。

家庭学習を進める上でのポイント7つ

次の内容は、家庭学習をする上で意見の多いものです。

どれも簡単に解決出来そうな事ように感じますが、特徴を持つお子さんにとって、これらのことをクリアすることは大きな壁となっているのです。

ポイント1

机に向かう事が出来るか。

ポイント2

机に向かい、鉛筆を持つ事が出来るか。

ポイント3

自分が今日やるべき学習内容を把握出来ているか。

ポイント4

学習内容が学校で定められているのか自由学習なのか、自由学習は何をするか自分で決めることは出来るか。

ポイント5

1人で学習を始められるのか、側に付き添う必要があるか。

ポイント6

1枚のプリント、又はノート1ページを集中して行う事ができるのか、集中が持続しないのか。

ポイント7

学校側の指導は、宿題は課題全て完成しなければいけないのか、出来たところまでで良しとされるのか、また本人が未完成の状態で学校に持って行けるのかどうか。




学習を促す対応方法7つ

対応法1

机に向かう事が難しい場合は、リビングのテーブルでも玩具のテーブルでも、学習する事ができる場所を見つける事が大切です。理想は机での学習ですが、必ずしも机でなくても、お子さんが学習を始めやすい場所からスタートすると良いでしょう。

対応法2

机のイスに座れても、何もせずにただ座って30分は当たり前、気がつくと消しゴムのカスや玩具で遊んでしまっている。そんな場合は、学習スペースに余計な物を置かないことが大切です。整然としたスペースで学習に取り組め
るよう工夫する必要があります。例えば、本や玩具は机の周りに置かない、又は見えないようにカバーや仕切りで隠す等です。

対応法3

学習内容は、一緒に今日の課題を確認し、どこからどこまでやるのか見通しを立ててあげる必要があります。

対応法4

プリントやドリル等、決められた内容をするのは比較的簡単ですが、「自由に」とされるとお子さんは何をしたらいいか決められず困ってしまいます。学校に指示を出してもらうようお願いする、又はお子さんのその日の状態を見て、出来そうな内容を決めてあげることが必要です。
一緒に出来ない場合は、「自由に」の時は、計算ドリルのどこをやるか、お子さんと明確に決めておくのも良いでしょう。

対応法5

1人では進まない、他の事に気が散りやすい等の場合は、付添いをして声かけやお子さんの疑問に一緒になって答えを探してあげる事が必要です。そうすることによって、家庭学習をすることの楽しさや意欲が育まれます。

対応法6

集中が長く続かない場合は、全体の量を把握した上で「半分まで頑張ろう」等、50/100、又は25/100までを頑張るよう促す事が大切です。

やる気が出てないのに「最後までやりなさい」では、お子さんは更にやる気を失ってしまいます。また、集中が続かない場合は、休憩を入れながら学習を進めることも大切です。その休憩の取り方も最初にお子さんと約束して決めることが大切です。「ここまで頑張ったら10分休憩。休憩の後は残りを頑張ろう」など。

対応法7

学校側とお子さんの特徴や家庭学習の状態について相談する事が必要です。学校側では学校生活の中である程度は把握出来ているはずですが、家庭での様子は解りません。毎日の取組み量や、どうしても取組めない場合等の対応の仕方を学校と家庭で統一する必要があります。そうしなければ、お子さんは「どちらの言う事も聞かなければいけない」と困り、どうしたら良いのか解らなくなってしまいます。

褒めて伸ばす事が大切

どんなに小さな事でも、出来た事に対して大げさなくらい褒めてあげてください。

「普段出来ている事を今更褒めるなんて…」と思うかもしれません。

しかし、その「今出来ている」ことは素晴らしい事であり、特徴をもつお子さんにとっては周りが感じる以上の努力があって出来ていることが多いのです。

最初は褒める方も褒められる方も、少々照れてしまいがちですが、その積み重ねはお子さんに確実に「自信」を持たせてくれます。そして、その「自信」は今まで難しかったことへの挑戦する糧となっていくのです。

どうやって褒める?

机に向かえたら「そんなの当たり前!」ではなく、「ちゃんとイスに座れたね!」と、褒めてあげてください。

自分で家庭学習のプリントやノートをランドセルから出せたら、それだけでも褒めてあげてください。

親子の絆が意欲に繋がる

お子さんが出来たこと、頑張った事を親御さんが認めてあげることで、お子さんは喜びを感じ、「また頑張ろう」「また褒められたい」という気持ちが生まれてきます。

その繰り返しは、少しずつ親子の距離を縮め、親子関係が良くなっていきます。

親子関係が良くなると、お子さんの心に余裕ができ、その余裕が意欲へ繋がって行きます。近くで見守る親御さんの意識を少し変えるだけで、お子さんは安心してぐんぐん伸びることができるようになるのです。

最後に、親御さんも自分がお子さんを褒めてあげられたことを自賛してください。一緒にいる時間が長い親御さん程、行き詰まって思い詰めてしまったり、イライラしてしまうことが出てきます。

しかし、その行き詰まりもイライラも、普段から頑張っているからこそ、そうなってしまうのだと思います。

ですから、頑張っているご自身の事を自賛しても良いと私は思います。そんなあなたはきっと、ある日、お子さんから褒めてもらえますよ。


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