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広汎性発達障害の療育方法!集団訓練の内容と体験談

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治療ではなく療育

病気や怪我が治るのとは違い、生まれもって持った「個性」に対し療育をするのです。

療育とは、障害を持つ子供に対し社会的に自立して生活を送れるように支援、教育を行うことを言います。



ソーシャルワークスキル教育

広汎性発達障害を持つお子さんは、皆が何も苦に感じない事でも難しい事が沢山あります。

何をするかというと、当たり前の事を当たり前とせず、ひとつずつ「この場合、これは間違った事、こうすると良い行動だよ」と絵や写真を見ながら教えてあげる事から始まります。

実際に体験しながら教えてあげられるのが一番ですが、それが出来ない場合は、まずは「情報」として頭に入れてあげるのです。

データベースのように沢山情報を入れてあげる事で、ある程度年齢を重ねて理解出来るようになった時、その情報が役に立つのです。

集団訓練への参加

我が子の場合、3才6ヶ月頃から市の子育て支援のひとつで行われている、心身に障害をもった未就学児に対する集団訓練へ参加しました。

この訓練は、保護者同伴で行われ、当たり前の事を出来るように訓練する場所でした。

参加当初は、こんなことして何になるんだろう、くだらない。

と感じました。それは私だけではなく、参加されている親御さん達のほとんどの方が最初に感じる事でした。

なぜって?それは当たり前のことをしているだけだからです。

でも、その「当たり前」と思われる事が難しい子供達にとっては、とても大切な訓練だったのです。

訓練の内容とは

年齢によってクラス分けされておりますが、基本的なことは同じで、身体の発達を促す、集中力や注意力、思考力等を刺激するような身体を動かす訓練や、相手を思いやる気持ちやお友達と一緒に楽しむ事等を教わる場でした。

またペアレントトレーニングも含まれており、親の接し方の指導や訓練の目的等を説明していただいたり、勉強会や座談会を開いて頂いたりと保護者のケアも支援して下さいました。

そして何よりも大切な事は、親子で出来た事に対する喜びを一緒に感じる事ができ、自信を持てるようになることでした。

大切な表現方法

指示する時には「◯◯しましょう」ではなく「◯◯します」という表現が大切なのだそうです。

これには理由があって、「しましょう」は全体的に呼びかける表現ですから、特徴をもったお子さんは自分に言われているように感じにくいのだそうです。

反対に「します」調だと「自分がやることだ」と感じられ、指示が受け入れやすくなるのだそうです。

例えば、「席に座りましょう」ではなく「席に座ります」となります。

「廊下は歩きましょう」ではなく「廊下は歩きます」となります。

最初は違和感があるかもしれませんが、慣れると何の事はありません。

これは特徴が無くても同じ事が言えるので、最近では教育の場でもこのような表現が定着してきているそうです。



失敗か成功か…

長男の場合、学校に通うようになって半年程立った頃、担任の先生や支援の先生とお話しする機会に「お母さん、お子さんに厳しくし過ぎていませんか?」と言われ、ハッ!としました。

学校から近隣の園でしたが、たまたまその園からの入学は長男1人だけだった為に、私が焦って年長の時にいろいろと教え込み過ぎたのでした。

ただでさえ、周りのお子さんが出来ていて長男はうまく出来ないことが多いのに、善し悪しも解らずに出来るはずの事が出来ていないとなるとイジメに繋がるのでは…と思ったからです。

しかし、教えている内容は本当に「当たり前」のことだけだったのです。

要は、長男は頭でっかちになっていたのです。

善し悪しの情報量が豊富で且つ理解が出来ていても、自分の出来る事が追いついておらず、母の教えを守ろうと必死で頑張っていたのでした。

心身の成長とのバランス

一生懸命頑張ろうとしてくれている長男の心の中で大きくなってしまった劣等感や葛藤が、成長とともに少しずつバランスがとれてくるようこれからも支援していく必要があることを改めて考えさせられながら、負担をかけさせてしまったことに胸が張り裂けそうな思いでした。

そんな時支援の先生は「長男も成長している時であり、このような葛藤は誰にでも遅かれ早かれ必ず訪れるもの。

お母さんがしてきた事は間違ってはいない、これは必要な事。これからも続けてあげてください。」とご指導して下さいました。

親子で成長を

昔からよく言われているように、本当に親は子供から親として成長させてもらっていると思います。

特に特徴がある場合は、今までの感覚とは違った角度で物事を見たり考えたりする必要が出てきます。

そしてそれを身につける為には、本やネットで情報を得たり、実際に体験したりと勉強しなければならず、簡単な事ではありません。

しかし、現代社会の中では「特徴」に対する支援がたくさんあります。

保健センターや市町村の子育て支援や福祉支援、NPO法人の施設、園や学校の先生方等、相談する場や支援をしていただける場を設けていただいています。

お子さんに「特徴」を心配される親御さんはどこか塞ぎ込んでしまいがちです。

ですがそれでは親も子も良い方向に進む事は難しくなります。

勇気を出して、一歩踏み出してみましょう。

きっと現状打破できる策が見つかります。


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