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実録!LINEアカウント乗っ取り詐欺 ママ友との信頼関係を壊すその卑怯な手口とは

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あなたは、ママ友との連絡にLINEを使ってますか?

メールが主流だった連絡手段が、LINEの登場によって気軽につながれるようになり、気づけばLINEだけで連絡して、電話番号もメールアドレスも知らない、という状態の友達もいるのではないでしょうか。

そんな、ママの人間関係に深く根ざしたLINEで、もしアカウント乗っ取りの詐欺があったら...

これは、実際に私のママ友のアカウントを乗っ取って送られてきたメッセージの記録と、その対策方法です。



実録 LINEアカウント乗っ取り詐欺の手口

唐突すぎるお願い「買物お願いしていいかな」

Rちゃんママとは、数ヶ月前に知り合い、その後共通の友人と3人で定期的に会うようになっていました。

ある日、彼女から1件のメッセージが突然入りました。

  • 買物お願いしていいかな

気軽なお願い。でも何を買えばいいのか書いていません。

とりあえず「何を買えばいいのかな?」と返信してみると、

  • 近くのコンビニで、BitCashのポイントカードを買ってくれる?

は?何それ?まずBitCashがわからない私。

ネットで検索すると、コンビニで買える電子マネーで、ネット決済などで使えるそうです。

彼女の家もまだ知らないし、買ってそれをどうすればいいのか、ますます疑問。

驚愕の金額「10万円のBitCash買ってきて」

それに、肝心の金額も書いていません。

「BitChashがよくわかってないんだけど、それを買って渡せばいいの?いくらぐらい?」と返信しました。

するとなんと、BitCashの画像が送られ、それに続いて、

  • 2万ポイント5枚 10万円

とさらっと書いてきたんです!

ちょっと近所まで買物を代わりに行ってきてレベルの話だと思っていた私は、この金額に完全に引きました。

いくらなんでも、10万円を立て替えるのは、無理です。

信じられない「いまいくら持っての?」

そこで、「ごめん、今手持ちがなくて」と返信しました。貧乏な私でごめん。これで諦めて。という気持ちでした。

すると、次に信じられない言葉が帰ってきました。

  • いまいくら持っての?

...これには呆れました。

どうして、知り合ってまだそんなに日が経っていない人に、我が家に今どれぐらいお金があるか、いくらなら出せるのか、教えなくてはいけない?

正直、お金が手元にない訳ではありませんでした。それなのに、そこまでは出せないと強く思う自分。

私、冷たいのかな。

もし何かの事情で本当に困っていて、切羽詰まったお願いだったとしたら、無下に断って、Rちゃんママ困らないかな。

そんな風に、少し迷いました。

それでも、相手が困っている様子が見えるならこちらもできることを考えますが、LINE上だけの実態のない会話でそこまですることに、自分の中の金銭感覚がNGを出しました。

ここで無理しても、今後付き合っていくのがしんどくなる。断るしかない。

悩んだ末の返信「他をあたった方が早いと思う」

色々考え、言葉を選び、こう返信しました。

「友達にそこまでのお金を立て替えたことはないし、正直話についていけてないから、誰か他の人に話したほうが早いと思います」

その返信を最後に、連絡は途絶えました。

今思うと、最初大きくふっかけておいて、「◯万なら用意できる」と言った時点で「じゃぁ◯万分買ってきて」と誘導する手口なのでしょう。

最初の10万から値段を下げたような印象がありますし、自分で「用意できる」と言うことで、やらされてる感を軽減するという狙いがあったのではないでしょうか。

やっと気づいた「もしかして本人が書いたのではない?」

本当にRちゃんママ?何度もLINEのアカウント名を見直しました。でも、Rちゃんママです。

アイコンに写真をアップしているので間違いありません。

「Rちゃんママ、こんなこと言う人だったんだ...」

と、正直ショックでした。でも、そう思った時に、初めて違和感を感じました。

いくら知り合って日が浅いとはいえ、数回会って話したRちゃんママの印象は、社交的で、姉御肌で、人から頼まれてお金を貸すことはあっても、間違っても10万ものお金を何の説明もなくLINEの短い文章だけで人に頼む人ではありません。

そうだ。こんなの、Rちゃんママじゃない!

その時、やっと思い当たりました。

まさか、これはRちゃんママ本人が書いたのではない?

すぐにネットで「LINE アカウント 乗っ取り」と検索してみると...

出たのです!今と全く同じ手口のやりとりが!



本人に連絡 実際に被害にあった人もいた!

RちゃんママのLINEのIDしか知らなかったので、すぐに共通の友人に連絡をとり、「RちゃんママのLINE IDが乗っ取られていることを知らせて!」と伝えました。

私だけではなく、異変を感じた友人から相次いでLINEの以外の方法で連絡が入り、Rちゃんママはすぐにパスワードを変え、乗っ取り犯がアクセスできないようにしました。

それでも、すでにRちゃんママの友だち全員に同様のLINEメッセージが送られ、その中には実際にRちゃんママだと信じ、1万円のBitCashを購入した人もいたそうです。

その番号の画像を送ってしまったそうですが、幸いにも犯人がその画面を見る前にロックできたので、1万円は使われることなく、実害が出ないで済みました。

普段から気軽にLINEでつながって連絡するという、ごく当たり前の日常に、こんな危険が潜んでいるという怖さを感じる一件でした。

これはおかしい?判断するポイント3つ

普段やりとりしているLINEだからこそ、相手からのメッセージは無条件に信じてしまいがち。

でも、「これは本人ではないかも」と早い段階で気づけば、被害は食い止められます。

今回のやりとりを通して気づいた「本人かどうかを判断するポイント」を3つ上げました。

ポイント①日本語としてのおかしさ

LINEのアカウント乗っ取り詐欺グループは、海外から操作していることが多く、会話文がおかしくなる傾向があります。

定型的な文章をコピペしながら使いまわしていますが、やりとりが進んで細かな指示を出す時、日本語力のなさが出て、単なる打ち間違いとは違うヘンな日本語になってしまうんですね。

今回も、「いまいくら持っての?」という文がありました。

また、文のつながりがおかしかったり、敬語を使っていたのにいきなりくだけた言い方で命令してきたりすることに違和感を感じたら、まず疑ってみましょう。

ポイント②文章の特徴

今回のRちゃんママは、普段からとても長いLINEメッセージを送ってくれる人でした。

もしも本当に困って何かを頼んだとしても、「突然ごめんね」とか「無理しなくていいから」というような言葉が絶対に入っていたと思います。

それが、要件だけでかなりな無理な要求を言ってくるとは思えません。

いつも丁寧すぎるぐらいにたくさんLINEを書いて、言葉が足りず誤解を生むことが決してない人なら、なおさら犯人からのメッセージには違和感を感じるはずです。

今までのメッセージの記録と比べてみて、文章の長さが違い過ぎないか、話の持って行き方に無理はないかで判断しましょう。

ポイント③LINEを打つ時のスタイル

他にも、必ずスタンプを打ってから要件に入る、一文終われば送信してたくさんメッセージを送るタイプなど、LINEの打ち方にはその人のスタイルがあります。

今までのやり取りと比較して、あまりにも違いがないかどうか、チェックしてみましょう。

アカウント乗っ取り詐欺に合わないための対策3つ

このLINEアカウント乗っ取り詐欺は、2014年に急激に広まり、LINE側がログイン通知の強化とPINコード導入などの対策をとったことで一度は収まっていました。

それでも今だに被害が出ているのは、まだ対策をしていない人が狙われているということです。

乗っ取りに合わないための対策を、しっかりとっておきましょう。

対策①パスワードをすべて同じにしない

パスワード管理。覚えきれないからと、LINE以外でも様々なサービスのパスワードをすべて同じにしているママも多いのでは。

そうすると、何らかの方法で入手したIDやパスワードをLINEでも使われ、今回のような乗っ取りが起こってしまいます。

シンプルですが、パスワードを使い回さず違うものにする、定期的に変更する、というマメな努力が危険を防ぎます。

その際、パスワード管理アプリなどを使い、どのサービスでどのパスワードを使ったのか、忘れないように管理しておきましょう。

設定→アカウント→メールアドレス登録→パスワードの変更

対策②PINコードを設定する

2014年7月からセキュリティ強化のためにPINコードの登録機能ができましたが、そのことを知らなかったり、後でやろうと思ってまだ設定していない人もいます。

PINコードを設定すると、電話番号の違う別のスマホからログインする場合は必要になり、乗っ取り防止になるので、必ず設定しておきましょう。

初期は登録電話番号の下4桁が自動的に登録されているので、違う数字4桁に変更が必要です。

設定→PINコード ※登録状態が表示されます

対策③ID検索許可は必要な時だけオンにする

LINEで友だち登録をする際に、IDの検索許可をオンにしておくと登録しやすいのですが、同時に知らない人でもID検索が可能になるので、乗っ取りの手口となります。

普段はこの機能をオフにしておき、必要な時だけオンしましょう。

設定→プライバシー管理→IDによる友だち追加を許可 ※チェックを入れない

大切な人間関係を守るために

スマホに詳しく、情報通なお母様なら、こんな詐欺手口はもうすでに知っていて、対策も万全にとっているのかもしれません。

でも、今回の私のように、全くそんな知識がないままこういう事態に直面して驚くママもいるかもしれないと思い、この記事を書かせていただきました。

ママたちが実生活で築いた大切な人間関係が、悪質な手口で壊されませんように。

この記事を書いたママ

りぃ

中1娘と5年息子の母です。成長した子供と友達のように話せる今は人生の黄金期!大変な幼児期を乗り越えたからこそ見えることをお伝えしていきます。


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