子供の健康・食事 小学生・小学校

私立小学校の「電車通学防災対策」についてまとめてみた

お気に入りリスト

会員登録するとお気に入りリストが作れます

Loading

会員登録をするとお気に入りができます

0

国立、私立小学校への入学を控えた方。そして受験をお考えの方。

いろいろ心配な事があると思いますが、通学もそのひとつではないでしょうか。

3.11以降、以前にも増して保護者の関心を集めている電車通学での防災対策について、私立小学校へ通う娘を持つ者の立場でまとめてみます。情報は私学中心です。



学校ごとの対策

生徒の安全のため、各学校ごとに様々な取り組みが行われています。どちらの学校説明会でも、防災については3.11当日についてをはじめ、特に重点をおいてお話がありました。

生徒全員の安全を確認できるまでは、探索、または帰宅している可能性もふくめて保護者への連絡を続けるのが基本です。

集団下校

学校によっては、同じ方面に帰る生徒同士でグループを組んで、災害時には集団下校させる取り組みが行われています。下級生は上級生に面倒を見てもらうことになります。

日頃から縦割り活動の盛んな学校では、3.11の帰宅時にそれが生きたというお話しも説明会で聞きました。

電車やバス乗車中の生徒の保護

先生が手分けをして、最寄り駅、途中下車していそうな駅へ保護に向かうという学校が多いようです。3.11では、発生が帰宅時間だったため生徒の多くは最寄り駅付近にいたそうです。

駅と学校の間にいる生徒の保護

駅と学校の間が徒歩の学校は、駅に向かった先生と合流していくことになります。学校にもよりますが、駅までの道のりで災害が発生した場合、先生が迎えに行く/生徒は学校へ戻る、を約束としている学校が多いようです。

備蓄

学校に宿泊することになっても、ほとんどの学校で、食料・毛布などの備蓄が生徒全員に数日分用意があります。食料に関しては、アレルギーへの配慮があると思うので、心配なら問い合わせてみましょう。

また、登下校中に使える携帯防災キットを生徒全員が携帯している学校もあります。

インターネットの活用

安全管理のため、インターネットを活用する学校が増えています。

登下校メール配信システム

日常的に登下校の時間を保護者へメール配信する登下校メール配信システムの導入が進み、こどもの登下校状況を把握しやすくなってきています。

多くは学校に設置されたパネルにタッチすることで登校/下校の時刻がメール配信されるというものですが、中には駅改札を通過する度にメールが配信され、だいたいどこにいるかがわかるようになっているという学校まであります。

国立小学校でも、登下校ICカードの導入があるそうです。

緊急時一斉配信メール

緊急時一斉配信メールも普及。保護者の携帯電話へメールが一斉送信され、お迎えなどの情報を共有出来ます。

その他

また、ホームページに緊急連絡ページがありメールと平行して活用されたり、職員による学校blogも活用されます。独自の保護者ネットワークシステムを持っている学校もあります。

実際、3.11では電話が機能しなくなった中、緊急時一斉配信メールやホームページの緊急連絡ページは有効であったと言います。



駅の対応

3.11では一部の駅が混乱を避けるためにシャッターを閉めた事に対し「利用者を締め出した」と批判の声が挙がりましたが、現在では帰宅困難者を受け入れる方針になっているようです。

一度、通学路の主要駅について調べておくと役に立つかもしれません。

私学全体の取り組み

私学全体でもこのような取り組みが。

登下校時の緊急避難校ネットワーク

一般財団法人東京私立中学高等学校協会によるもので、災害時には私学に通う生徒の避難を相互に受け入れるというネットワーク。

さらに避難先の学校から、このネットワーク専用のウェブシステムを経由して在籍する私立学校へ安否と所在の連絡をしてもらえる事になっています。

現在、東京都、神奈川県の私立学校で実施中です。小・中・高を問いません。

通学沿線にある私立学校を確認しておき、もしもに備えることが出来ます。

登下校時の緊急避難校ネットワーク

https://www.tokyoshigaku.com/common/users/kanriuser/pdf/

ニッポン放送 学校安否情報

ニッポン放送で、災害時における東京都、神奈川県にあるすべての私学と国立の学校単位での安否情報の放送があります。

災害時優先電話を使って学校から収集された負傷者の有無・避難先などの情報を知ることが出来ます。

九月一日の防災の日には模擬放送も行われているので、聞いたことがある方もいるかもしれません。

学校安否情報 / ニッポン放送  1242kHz

http://www.1242.com/bousai/gakkou.html

私立学校防災力向上事業

東京都私学財団では、地震・風水害をはじめとした自然災害に対する防災力の向上を図るために、防災教育に必要な経費の一部を助成する私立学校防災力向上事業を行っています。上限は一校20万円。

起震車等による地震体験、帰宅困難者対策、引き渡しマニュアル作成に使われています。

このような取り組みがあることを知っておくことも、私学全体がどのように防災について考えているか理解するきっかけになるのではないでしょうか。

家庭では

主要駅の避難所、交番、公衆電話の位置をチェック。途中で下車せざるをえないケースに備えて、先ほどの「避難校ネットワーク」を活用できるよう沿線の学校を確認しています。

基本的にはこうするというお約束をして、避難訓練や引き取り訓練の機会に、きちんと理解しているか話し合っています。

回避ルートの確認

基本の通学路以外にもしもの回避ルートも用意してあります。年に一度、新学期には学校から直接親戚の家への避難ルートもおさらいします。

GPS

携帯電話のGPSは心強いものです。いざという時のために毎日きっちり充電して持たせています。

お守り

自衛隊の非常食は「がんばれ食」と呼ばれることがあります。食料と一緒に、励ましのメッセージが書かれた手紙が入っていることからそう呼ばれるのです。

訓練を積んだ自衛隊員でさえも、非常時には励ましを必要とするのです。こども達にとっては、両親の思いが伝わるものがどれほど強い支えになるか。

なので、心細い時にメンタルを支えてくれる小さなお守りを持たせています。

まとめ

私学の通学にあたって、このような防災対策があることも知っていただけたらと思います。


この記事を書いたママ

厥日績

ゆったり系私立小学校へ通う娘とゆったり生活中のマイペースな専業主婦です。

お気に入りリスト

会員登録するとお気に入りリストが作れます

Loading

会員登録をするとお気に入りができます

0

このママの記事が参考になったらイイネしてね!
最新記事をお届けします