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不妊治療の種類・費用・助成金についてまとめてみた

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女性の積極的な社会進出、生活環境の変化、ストレス、高齢出産。

女性・男性ともに様々な要因を抱え、その結果、不妊治療を望む人は年々増加傾向にあります。不妊治療は医療の発達とともに進歩し、多岐にわたっています。

病院によっても得意な治療・行っていない治療などあるので、知識を頭に入れておくことは治療を受ける前に大切なこと。今回はその種類や費用、自治体から出る助成金についてまとめてみました。



一般不妊治療と高度生殖医療

まず不妊治療には、大きく分けて2種類あります。まずはそこから簡単にお話ししましょう。

【一般不妊治療】

タイミング法・ホルモン療法(排卵誘発)・人工授精

まずは一般不妊治療から始め、1つの治療を6か月繰り返しそれでも妊娠に至らない場合は治療をステップアップさせます。

【高度生殖医療】

体外受精・顕微授精・凍結胚移植

高度生殖医療は、【生殖補助医療(ART)】とも言われています(人工授精は広義の意味ではこのARTですが、多くの場合は一般不妊治療に含まれます)

一般不妊治療を2年続けても妊娠に至らない場合は、高度生殖医療へのステップアップを検討することになります。

一般不妊治療① タイミング法

排卵日のタイミングを予測し、その前後で性交を行う方法です。

排卵が正常に行われている・男女ともに生殖機能に異常がないのであれば、まずはこの治療から始めることが多いです。

基礎体温表や超音波、尿検査からわかるホルモン(エストロゲン・黄体ホルモン)の数値、おりものの様子などから排卵日を予測します。

身体や費用の負担も少なく、5か月(5周期)で90%の人が妊娠したというデータもあります。

かかる費用

2,000~20,000円

これは超音波検査の回数や、薬が処方される場合などにより異なってきます。

排卵日予測のための超音波検査は、原則月1回までは保険が適用されます(約1,600円)。それを超えた場合は自費となり、約3,000円かかります。



一般不妊治療② ホルモン療法(排卵誘発)

ホルモン療法は、黄体ホルモンを注射や服薬で体内に取り入れ、補うことでその分泌を促す治療法です。その結果として排卵が誘発されることを目的としています。

排卵がない・黄体機能不全・子宮内膜症・着床障害、といった場合に行われます。

また、ホルモン剤の1つである排卵誘発剤が使われることもあります。黄体機能を高め、基礎体温を安定させる効果もあるので、妊孕性(妊娠しやすさ)を高めるために使う病院もあります。

ただし、使用する薬によっては大きな副作用が出るものもあります。

かかる費用

2,000~200,000円

ホルモン剤・排卵誘発剤は保険適用内なので、自己負担はそこまで大きくありません。それでも排卵誘発剤の注射で1本1,000~3,500円、それを1回平均5~7本使用することになります。

また、院外での検査や他の検査が加わると大きく費用がかかることも。

一般不妊治療③ 人工授精

≪人工≫受精とありますが、この治療でも受精は体内で行われます。AIHとも略されます。

排卵日を予測し、精子を直接カテーテルなどで子宮へ入れる方法です。痛みもほとんどないので負担の少ない治療です。精子は遠心分離にかけて、元気の良いものだけを注入する方法が多くなっています。

原因不明の不妊・性交障害・EDなどの男性不妊・女性が高齢である、といった場合に行われます。

かかる費用

1度につき10,000~50,000円

人工授精の費用はすべて自己負担となります。病院の自由診療扱いとなり、病院それぞれで金額を設定していることからばらつきがあります。

何度かトライすることになれば金額の面でも大きく差がつきます。

高度生殖医療① 体外受精

卵子と精子を取り出して試験管中で受精させ、順調に受精・細胞分割した卵を子宮内に入れる方法です。IVF-ETと略されます。

卵巣や卵管に原因のある不妊症・重度の男性不妊の場合、また子宮内膜症や原因不明不妊(機能性不妊)の場合も行われます。

かかる費用

1度につき200,000~700,000円

こちらも保険適用外で全額自己負担となります。人工授精よりも高度で繊細な技術が必要で、手間もかかる治療なので費用も高額になります。【特定不妊治療助成金】の対象です。これについては後ほどお話しします。

高度生殖医療② 顕微授精

卵子と精子を取り出して、体外顕微鏡で見ながら卵子に細いガラス管を直接刺し、精子を注入して受精させる方法です(卵細胞質内精子注入法:ICSIと言われています)

体外受精で妊娠しない場合や、精子の動きや数、形に問題がある重症な男性不妊の場合に行われます。非常に効率のいい治療で半分以上の夫婦が受精するというデータもあるそうです。

かかる費用

1度につき350,000~1,000,000円

こちらも保険適用外で全額自己負担となりますが【特定不妊治療助成金】対象です。大学病院などでは安くできる場合もあるようですが、体外受精+100,000円前後の金額になっているところが多いです。

病院によっては2回以降の割引や成功報酬としているところもあります。

高度生殖医療③ 凍結胚移植

体外受精させた胚(受精卵)を凍結し、排卵のタイミングに合わせて子宮へ移植する方法です。

1度の体外受精で複数の胚ができたとしても、基本的に体内に戻すのは1つだけ。他は廃棄することになりますが、余剰分を凍結して保存しておくことで第二子・第三子とその胚を移植することができます。

技術的には半永久、多くの病院では1~10年ほど保管しています。

かかる費用

冷凍保存にかかる費用が約30,000円~
解凍した胚を移植するのが約50,000円~

冷凍保存する胚の数やその期間によっても費用は大きく異なります。【特定不妊治療助成金】の対象になっています。

【特定不妊治療助成金】について

厚生労働省が行っている助成制度で、高度生殖医療(体外受精・顕微授精・凍結胚移植)がその対象となっています。

治療の内容や治療を開始した年齢によって、助成回数・金額が異なってきます。無限に助成金が出るわけではありませんが、1回につき15万円ほど戻ってくるので大きいですよね。

各自治体の助成制度も

自治体が独自に行っている助成制度もあります。一番多いものは『特定不妊治療助成金の上限額を上回った分を、最大○○万円まで補助する』というもの。

また、一般不妊治療に対して助成制度を設けている自治体もあるので、お住いの自治体をチェックしてみてくださいね。

いかがでしたか?

簡単にですがそれぞれの治療のポイントや助成金についてまとめてみました。

不妊治療で大切なことの1つが、なるべく早く治療に取り掛かること。受精率や妊娠率が大きく変わってきますし、治療法も確かなものばかりです。

「もしかして不妊症かも…」と悩む前に、早めに1度病院を訪れてみてください。


この記事を書いたママ

mico

1歳の息子(別名:怪獣くん)相手に日々奮闘中。息子のおもちゃやら服やら色々作るの好きです。でもO型だから見えないところは大ざっぱ(笑)

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