出産 妊婦の健康・食事

切迫流産とは?原因と症状について

お気に入りリスト

会員登録するとお気に入りリストが作れます

Loading

会員登録をするとお気に入りができます

0

妊娠初期に気を付けたい『切迫流産』。この言葉を聞いたことのあるママは多いと思いますが、流産との違いはご存知でしょうか?

流産はお腹の赤ちゃんが流れてしまう、命を失ってしまうことをいいますが、切迫流産は少し違います。的確な対策を講じることで、無事に出産することもできる切迫流産。

その後の流産につなげないために、原因と症状について知っておくことが大切です。



切迫流産とは、どのような状態?

赤ちゃんが流れてしまう流産とは違う『切迫流産』は、いわゆる流産になりかけ、一歩手前の状態をいいます。

時期は妊娠22週未満

妊娠22週未満、赤ちゃんがママのお腹から出てきても、その命を繋ぐことができません。そのため、早産ではなく流産となるのです。その流産になりかかっている状態を『切迫流産』といいます。

症状が出ていても、子宮内にいる赤ちゃんの心拍を確認できれば、流産ではなく切迫流産となります。

妊娠22週以降は?

妊娠22週以降であれば、もし赤ちゃんが産まれてしまっても、医療の力を借りれば何とか生きることができる可能性が出てきます。

そのため、流産でなく早産となります。妊娠16週からは一般的に安定期といわれますが、状態によっては安心できないことを覚えておきましょう。

切迫流産の原因は?

原因は様々で、原因により対処法が異なります。

赤ちゃんに原因がある場合

染色体異常など、赤ちゃんに先天的な異常があることがひとつの原因です。

これは受精卵が誕生するときに既に決まってしまうことなので、ママの過ごし方や処置を施しても流産を回避できないこと確率が高くなります。

赤ちゃんに問題がある場合、時期も早期に起こることがほとんどです。

母体に原因がある場合

子宮頸管無気力症や子宮筋腫、絨毛膜羊膜炎、絨毛膜下血腫など、母体に問題があって赤ちゃんの育つ環境が整っていない場合にも起こりうることです。多胎児妊娠の場合も同様です。

本来なら1つの子宮で1人の赤ちゃんが育つのが通常でありながらも2人の赤ちゃんが育つという環境が悪影響を及ぼして切迫早産が起こるリスクは高まります。

また、高齢出産も胎児染色体異常を引き起こしやすく、切迫流産の確率が高くなります。

ママの過ごし方に問題がある場合

体の冷えや疲れ、ストレスが切迫流産を引き起こすことがあります。安定期に入っていないのに過度な運動や無理な仕事を続けることは良くありません。

また、妊娠初期には妊娠・出産に対する不安もストレスとなり、切迫流産を引き起こしかねません。



切迫流産の症状の現れ方

特有の症状がなくわかりずらいため、注意して疑うことが大切です。

症状①不正出血

切迫流産の症状は、出血が主です。出血量かったり、断続的に続く場合は異変に気づきやすいと思いますが、その量や出方には個人差があり、生理の始まりのような少量出血の場合もあります。

オリモノに混じることもあり、妊娠初期に多い不正出血だと安易に考えてしまいがちです。トイレに行った際の出血であれば、気が付かないママもいるかもしれません。

症状②下腹部痛・お腹の張り

下腹部痛は状態が悪いほど強く感じるため、程度が軽ければ全く感じないことがあります。「お腹が張っているのかな?」という程度で、切迫流産だと疑わない場合もあるでしょう。

この下腹部痛は子宮が強く収縮していることで起こります。

症状①自覚症状がない

子宮頸管が短いなど、自覚症状がまったく現れない状態で切迫流産になることもあります。このような場合は、妊婦健診で診断を受けるしか発見する方法はありません。

検査と診断、対処法について

切迫流産だとわかったら、どのような対処がなされるのでしょう。

赤ちゃんの状態を確認

まず、尿検査で妊娠が継続されているか否かを調べます。そして、超音波検査で赤ちゃんの心拍を確認します。出血が少ない場合は経過を観察しながら安静に過ごすことで、妊娠を継続させることができます。

症状が重い場合

下腹部痛があるときは子宮収縮が強いため、子宮収縮抑制剤で抑える処置がなされます。出血が多い場合は止血剤を投与されることもあります。

外科的手術で予防する方法

妊娠初期から『子宮頸管無気力症』があることがわかっている場合、それが切迫流産を招く原因となり得るため、外科的手術で予防する方法があります。

子宮頸管縫縮術

『子宮頸管縫縮術』とは、子宮腔と膣を結ぶ子宮頸管を縛ることで、妊娠中期以降に余分な広がりを抑えるための予防手術です。

縛ることで流産や早産を回避するとされていますが、この手術は妊娠14~16週の間に施されるものであり、子宮頸管無気力症であることが明確な場合のみです。

子宮頸管無気力症は自覚症状がなく、実際に切迫流産になってから初めてわかるというママも多いため、前回の妊娠で流産や早産を経験しているママは、早い段階で調べてもらうと良いでしょう。

安静に過ごすことが大切です。

症状が重い場合にはいくつかの処置が施されますが、切迫流産を治療するための処置ではありません。

根治させる治療法はありません。

切迫流産だと診断を受けた後は、薬を使用するのは痛みや出血を抑えるだけのことであり、赤ちゃんが育つ子宮内の環境を整えたり、手術での治療法はありません。

入院を必要とされる場合がありますが、安静を保つことと、万が一の事態に備えてと考え、医師の指示に従いましょう。

妊娠を継続させるために・・・

切迫流産だと診断を受けても、慌てずに対処することが妊娠を継続できる可能性を高めます。

慌てず早急な処置を受けることが大切

妊娠初期は小さな体調の変化にも敏感になってしまいますが、過度な不安を募らせることは良くありません。

また安定期に入ったからと、すぐに安心する油断は禁物です。最近は『マタ旅』とも言われ、妊娠中に旅行を楽しむママも増えていますが、切迫流産はいつ誰に起こるかわかりません。

そのことも念頭に入れ、リラックスしながら過ごしましょう。そして、もし何か不安なことがあったり、体調の変化で気になることがあれば、すぐに病院を受診してくださいね。

慌てずに早急な処置を受けることで赤ちゃんが助かる可能性が高くなります。


この記事を書いたママ

fami

小学生の女の子2人を子育て中です。仕事と家事・育児に奮闘しながら、毎日の何気ない出来事を大切に、楽しみながら過ごすことがモットーです。

お気に入りリスト

会員登録するとお気に入りリストが作れます

Loading

会員登録をするとお気に入りができます

0

このママの記事が参考になったらイイネしてね!
最新記事をお届けします