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胎児のダウン症は胎動では分からない(医学的根拠なし)

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医療の進歩により、赤ちゃんがお腹の中にいるときから『ダウン症』などの先天異常の有無を検査することができるようになりました。

出生前診断がその検査になりますが、ママにとって精神的・体力的負担にもなりますし、費用や時間もかかり、検査を受けるか否かは重々に検討しなければなりません。

そんな中、検査をせずとも『胎動』で赤ちゃんの状態を知ることができる!という話がネット上で話題になっています。その実態をご説明します。



胎動だけで判断することはできません!

まず初めに、胎動でダウン症だと判断する医学的根拠はないことを知っておいてください。そのうえで、実際にダウン症を出産されたママたちがどのような胎動を感じていたかをまとめてみました。

ダウン症に多いと言われる2つの胎動

1、胎動が弱い

2、しゃっくりの際に起こるピクピクとした胎動が多い

この2つの胎動がダウン症児の特徴だという説が飛び交っています。

どんな赤ちゃんにも見られる胎動です!

2つの胎動があっても、本当にダウン症の赤ちゃんだと断言することはできません。胎動の強弱は赤ちゃんの先天異常により起こるものではありません。

強いときもあれば弱いときもあります。赤ちゃんの正確や発達具合によっても異なります。

実際に「ダウン症の赤ちゃんでも胎動が強かった!」というママはいますし、しゃっくりの際に起こる痙攣のような胎動は、どの赤ちゃんであっても頻繁に起こることなのです。

なぜ、根拠のない噂が広まるの!?

医学的根拠のない話が、なぜこんなにもあっという間に広がってしまうのでしょう。

『ダウン症』という言葉の広まり

ダウン症はもう50年以上も前から、その症状については解明されています。

しかし、ダウン症に対する知識はまだ専門的で、実際に出産した子供の発達状況を見て「障害のある子供」という意識付けがなされるしかなったのです。

それが今は、超音波機器の発達と医療の進歩により事前に判断することができるようになったこと、高齢出産のママが増えてダウン症の割合が増えていること、

メディアの普及により情報の広まりが一般化したことなどが重なり、ダウン症に対する世間の意識が高まっていることが、噂の広まりを早める理由になっているのではないでしょうか。

勘違いから広まる噂

赤ちゃんがお腹の中にいる時に、出生前診断を受けるママがいますよね。そこでダウン症であるという事実が判明したママが、お腹の赤ちゃんの様子をブログで紹介したとします。

そこに胎動が弱いことや、痙攣のような胎動が多いことを記載すれば、読んだ人はどう受け止めるでしょうか。

通常、よくある胎動であるにも関わらず、胎動や妊娠についての知識の薄い人が「ダウン症に多い胎動」だと勘違いしてしまい、噂となって流れてしまうことは充分にあり得ます。



ダウン症に関する情報は迷信!?

ダウン症に関して、多くの情報が飛び交っていることは非常に残念な事実です。

容易にわかることではありません。

お腹の赤ちゃんをエコー画像で確認したとき、手足が短かった、首の後ろに浮腫があった、だからダウン症だと自己判断されるママがいます。

しかし、赤ちゃんはまだまだ発育途中であり、エコー画像だけでダウン症だと決めつけることは、たとえ経験豊富な医師であっても不可能なことです。

事実は容易に知ることはできません。新出生前診断でも、その精度は99.1%。確定診断とされる羊水検査であっても、“ほぼ”100%であり、まれに偽陽性反応が出る可能性もあり得るのです。

ダウン症はそれほど容易に確定することはできないのです。

ダウン症の特徴には個人差があります!

お腹の中の赤ちゃんがダウン症である可能性が高いと診断されたら、次のことも念頭に入れてください。

大人になってからわかることもあります。

ダウン症には、多くの特徴があることがわかっています。

筋肉の緊張力が弱い、小指の関節が足りない、皮膚に斑点模様が出る、発音が苦手、知的発達の遅れ、感染抵抗力が弱い、合併症を併発するなど・・・。

しかし、これらの特徴には個人差が強く、見た目にわからず大人になってからの検査で発覚する人もいることも知ってください。

真実を見極めることが必要です。

多くの情報が氾濫し、簡単に知ることができる時代だからこそ、大切にしなければならないことを考えましょう。

信じるか否かではなく、真実を!

胎動の強弱や手足の動かし方など妊娠中の赤ちゃんの情報だけでなく、出生後の寿命や病気、発育や生活面での情報もたくさん飛び交っています。

その多くは確実なものではなく、時代と共に変化している事実もあります。

情報が氾濫し、簡単に知ることができる時代だからこそ、信じるか信じないかではなく、事実かどうかをしっかり見極めることが必要なのではないでしょうか。


この記事を書いたママ

fami

小学生の女の子2人を子育て中です。仕事と家事・育児に奮闘しながら、毎日の何気ない出来事を大切に、楽しみながら過ごすことがモットーです。

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