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3割の子が胎内記憶を持ち7割は記憶から消されていた?聞くタイミングと医学的根拠について

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「胎内記憶」という言葉を、聞いたことがあるでしょうか?

赤ちゃんがお腹の中にいた時の様子を覚えていることで、「あたたかかった」「出るときは苦しかった」などの内容を話す子供がいることがわかってきました。

「子供の作り話なんじゃないの?」と思う人がいるかもしれません。

胎内記憶があることは医学的に証明されるのでしょうか?実際に話す子供はどれぐらい存在しているのでしょうか?詳しく見ていきましょう。



胎内記憶を話すために必要な発達

見て、触って、聞くことが出来る「妊娠6ヶ月」

お腹の中の赤ちゃんは、妊娠4ヶ月頃に視覚・触覚、妊娠5ヶ月頃に聴覚が形成され、妊娠6ヶ月頃になると脳内のシナプスが形成され始めます。

つまり、胎児はお腹の中を「見る」「触る」「考える」「ママの声を聴く」という事が妊娠6ヶ月頃からできるという事です。

記憶力も備わっている

産婦人科医でもある京大名誉教授の大島清先生は、赤ちゃんの記憶に関してこう述べています。


「重要な働きをする脳の中の『海馬(かいば)』は妊娠4ヶ月頃には完成し、6~7ヶ月頃、記憶に強く関係していると考えられているホルモン、ソマトスタチンなど脳内のホルモン量が急激に増加。胎児の記憶力はその頃から備わっているのではないか」

出典:mana-mh.com


つまり、赤ちゃんがお腹の中にいる頃から記憶があることは、医学的に根拠があると言えます。

胎内記憶を話す子供は3割

実際に、胎内記憶を話す子供がどれぐらいいるのかを見ていきましょう。

産婦人科医の池川明先生は、胎内記憶の研究の第一人者として多数の著書があります。

池川先生が、1620人に対して胎内記憶の保有率を調べたところ、3人に1人の割合で、胎内記憶を持っているということが分かりました。

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出典:umareru.jp

胎内記憶を聞くには3歳がベスト

池川先生の研究によると、胎内記憶について話ができた子供は圧倒的に2~4歳が多いという調査結果が出たそうです。

言葉を文章として話し始め、かつ現実の記憶と胎内記憶が混同する前の時期なので、その中間の3歳の誕生日頃が、胎内記憶を聞いてみるのにベストな時期と言われています。



胎内記憶を話す子供たち

では、実際にどのようなことが語られているのでしょうか。

胎内記憶を語る子供たちのドキュメンタリー映画「かみさまとのやくそく」の中で、こんな記憶が語られています。

ママがかわいそうだから動くのをやめたよ

あるママが、子供にお腹の中にいた頃胎動が少なかったと話すと、

「ママが痛いって言ったから、かわいそうだと思って動くのをやめたの」

と、言ったそうです。

娘さんの年齢は4才。ママの声も聞こえていて、ママを気遣う心も育っているということですね。

「お腹の中に何かあったでしょ」

あるママは、2才半になった娘さんからこう言われました。

「お腹の中に何かあったでしょ。それが大きくなってつぶされたらどうしようって、怖かったんだ。ママ、ちゃんと産んでくれてありがとう」

実はそのママは、妊娠初期に子宮筋腫が見つかったそうです。筋腫のことはパパにしか話していないので、当然娘さんは知りません。

まだ産まれていない赤ちゃんは、何もわからないわけではなく、ちゃんと意識があって周りを認識する力があるのです。

記憶が無い7割は記憶を消されていた?!

ただ、胎内記憶がある子供が3割いるということは、7割の子供は覚えていないことになります。

これにも実は理由があります。

出産時、陣痛が始まると、オキシトシンという子宮を収縮させるホルモンが分泌されます。このオキシトシンは、陣痛を促進させるとともに、「記憶を消す」作用があるのです。

つまり、赤ちゃんは出産時に記憶を消されて産まれてくることになります。そのホルモンが作用せず、記憶が消えずに残った子供が胎内記憶を話せるのです。

残りの7割すべてが「オキシトシン」の作用で記憶から消えたとは断定できませんが、「記憶がない」大きな理由の一つという事は言えそうです。

胎内記憶の医学的根拠は?

では、最初の疑問「子供の作り話なんじゃないの?」についてはどうでしょうか。

これまで見てきたように、お腹の中でも感じて記憶できる能力は備わっており、データとしても胎内記憶を話す子供が3割存在し、その内容が子供の知らないことで現実に起こったことと一致しているという事例は確認できています。

ただし、その語られた内容が作り話かどうかを医学的に立証することは、残念ながらできません。

胎内記憶は親子の絆を育む

一つ言えることは、作り話と疑うより、お子さんの話を信じ、お腹の中から様々なことを感じて覚えていてくれたと思うことが、ママと子供のつながりを意識し、親子の絆を育むのにとても役立つということです。

もしも、あなたのお子さんが胎内記憶を話せる3割の子供だったなら、それはとても幸せな体験です。記憶を消されずに大事に持って産まれてきたお子さんを心から信じて、受け入れてあげましょう。

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この記事を書いたママ

りぃ

中1娘と5年息子の母です。成長した子供と友達のように話せる今は人生の黄金期!大変な幼児期を乗り越えたからこそ見えることをお伝えしていきます。

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