出産

難産とは?定義は?出産時間はどれくらいかかる?

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出産は、どんな状態のママにとっても決して簡単なことではありません。実際に出産を経験し、「大変だった!」と感じたとしても『安産でしたね』と言われて驚かれるママも少なくないはずです。

また、出産にかかった時間や痛みの感じ方は、ママによっても異なりますよね。安産と難産は、どのような違いから分けられるのでしょうか。基準はあるのでしょうか?

ここでは、難産の定義と状態等について詳しくご説明します。



正常分娩ができないことが難産の定義!

時間がかかり、痛く辛い出産になることを難産と捉えがちですが、そうではありません。正常分娩ができない、つまり何らかの異常を伴いながらの出産になることを難産といいます。

異常分娩とは!?

異常分娩には、次の3つのパターンが挙げられます。

1.産道異常

2.胎児異常

3.娩出力異常

これら3つのパターンのいずれかに属する出産が『難産』となります。

1、産道異常

赤ちゃんが産道を通ることができない状態に陥ってしまうことがあります。

産道のしくみ

子宮にいる赤ちゃんは、産道を通って産まれてくることはご存知ですね。この産道は、子宮下部、子宮頸管、膣、外陰部の筋肉や靭帯、そして骨盤から成り立っています。

産道に異常があるとはどのような状態!?

赤ちゃんの頭より広くなるはずの骨盤が狭い『骨盤狭窄症』であると、赤ちゃんは骨盤につっかえてしまい産道を通ることができません。

これは骨盤が小さいママ、小柄なママに多く見られます。また、通常は出産が近づくにつれて『軟産道』と呼ばれる筋肉と靭帯から成り立つ部分が柔らかくなります。

それでいて赤ちゃんが通りやすい状態が作られますが、子宮頸管の狭窄や閉鎖、外陰部などのむくみなどが現れて軟産道が広がらない『軟産道強靭』になってしまうことがあります。

その他、妊娠中にママが太りすぎて産道に余分な脂肪が付いてしまい、赤ちゃんが通れなくなってしまうこともあります。

どのような対応がとられる?

産まれて来ようとしている赤ちゃんが、頑張っても出てこられない状態に陥ることは、赤ちゃんの命が危険な状態に陥ることがあります。

軟産道に異常がある場合は、子宮を柔らかくする薬を投与したり、シリコンカップを使って赤ちゃんを引っ張る吸引分娩、または帝王切開となります。



2、胎児異常

赤ちゃんに問題が生じて難産になることがあります。

胎児性難産の種類

赤ちゃんの胎位や大きさが難産を引き起こす場合を『胎児性難産』といいます。

胎児性難産のひとつは、『児頭骨盤不均衡』。赤ちゃんの頭が骨盤より大きく、つかえて出て来られない状態になります。

胎位が異常である場合は、状態により『骨盤位(逆子)、肩甲難産、横位』にわけられます。肩甲難産はママの糖尿病や肥満が原因であることが多いと言われています。

回旋異常による難産

赤ちゃんは、産道を通るときに体の向きを少しずつ変えています。分娩の経過に合わせ、その都度、産道を通りやすい体勢になるのです。

最初は顎を引いて胸に付け、横向きで産道に入ります。徐々に回転して、出る時には縦向きになります。

しかし、その回旋が上手くいかず、骨盤に頭が引っかかってしまうことがあり、難産になってしまうことがあります。児頭骨盤不均衡や骨盤の形態異常等が原因で起こります。

3、娩出力異常

出産には体力が必要です。しかし、途中で分娩する力がななって難産になってしまうことがあります。

娩出力とは?

娩出力とは、赤ちゃんを子宮の外へ押し出す力のことです。出産するときには、子宮が収縮することで陣痛が起こります。

10分おき、5分おきというように、規則的な時間で起こり、その感覚が徐々に短く、強くなっていきます。その陣痛に合わせてママは腹筋に力を入れていきみます。

娩出力の異常とは?

陣痛といきみが相まって赤ちゃんがスムーズに産まれて来るのですが、陣痛が弱い『微弱陣痛』になると子宮口が開きにくくなります。

反対に陣痛が必要以上に強すぎる『過強陣痛』があります。

これは産道の準備よりも陣痛が先行してしまい、子宮破裂、会陰裂傷、頸管裂傷を引き起こしたり、赤ちゃんに強いストレスがかかって出産に支障をきたすにつながります。

難産の出産時間について

何時間かかったら難産・・・等、出産時間の定義はありません。

時間がかかっても軽ければ安産!

出産には時間と痛みがついてきますが、感じ方は人それぞれです。

短時間だったけれど問題が生じて難産になったり、時間が長くかかったけれど意外と軽かった!というママもいます。

長く時間がかかる場合は、十数時間~2日間など人それぞれ。時間と痛み、弊害などは比例しません。

夫婦で事前に話し合いを!

難産になると、分娩方法が予定通り進まないこともあります。

投薬や帝王切開が必要になることも・・・

難産には、低酸素状態や心拍低下など、赤ちゃんへの危険を引き起こしかねません。

ママは体力を消耗しますので、意識が朦朧としたり、呼吸が苦しくなるなどの外傷を追うこともあります。

これらが、産後の障害を引き起こしたり、最悪の場合は命をも奪ってしまうかもしれません。それを回避するために陣痛促進剤や抑制剤の投与、必要に応じて急な帝王切開を要することもあります。

出産時にはなかなか平常心で考えることができなくなりますので、出産前にあらゆるケースを想定し、いざという時の対処法まで夫婦でよく話あっておけると良いですね。


この記事を書いたママ

fami

小学生の女の子2人を子育て中です。仕事と家事・育児に奮闘しながら、毎日の何気ない出来事を大切に、楽しみながら過ごすことがモットーです。

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