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低置胎盤とは?その原因と症状について

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妊娠のスタートとも言える着床。精子と卵子が結合して受精卵が誕生したら、子宮内部に着床することで胎盤を形成し始めます。

胎盤は、のちに赤ちゃんがママから栄養や酸素を供給するための大切な役割を担います。

この胎盤が形成される場所に問題がある場合、妊娠期間、そして出産にも危険が及んでしまいます。今回は、胎盤の形成される場所が低い場合の『低置胎盤』についてご説明します。



低置胎盤と前置胎盤との違い

通常、受精卵は子宮の上の方にあたる『子宮底部』に着床するのが理想です。しかし、まれに子宮の下の方に着床し、胎盤を形成し始めることがあります。

低置胎盤とはどのような状態?

形成された胎盤が、子宮口を塞ぐ、あるいは子宮口の一部にかかる状態になることを『前置胎盤』といいます。

『低置胎盤』とは、子宮口にかかってはいないけれど、子宮内部の下の方に胎盤が形成された状態をいいます。子宮口と胎盤の辺縁との最短距離は2cm以内が基準となります。

前置胎盤との違いは出産方法

胎盤の位置が理想的ではなく、出血が起こりやすいなどの危険性は低置胎盤も前置胎盤もそう変わりありません。

大きな違いは、前置胎盤の場合は基本的に帝王切開での出産になるのに対し、低置胎盤の場合は状態によっては自然分娩も可能になるという部分です。

低置胎盤の原因は解明されていません。

低置胎盤になる直接的な原因は解明されていません。ただ、なりやすい傾向として次のことがあります。

低置胎盤になりやすい人の傾向

●経産婦である。

●帝王切開・人工妊娠中絶・流産・子宮手術・前置胎盤の経験がある。

●多胎児を妊娠している。

●高齢出産である。

●喫煙者である。

●子宮や胎盤の形態異常がある。

●子宮形態異常

これらは、あくまでも傾向であり、全く関係する項目がなくても前置胎盤にならないと言い切ることはできません。



自覚症状や、心配な症状は!?

どのような症状かを知ることは、万が一に備えた心構えであり、とても大切なことです。

唯一の症状が『出血』です。

腹部の痛みやお腹の張りなど、低置胎盤が原因の自覚症状はないことがほとんどです。

そのため、つい安心してしまうことも多く、突然、大量出血が起こったときに慌てて対処が遅くなっては命に関わります。

低置胎盤の唯一の症状は、いつ、どこで起こるか予測できない出血です。緊急時の連絡先や対処法は万全に整えておきましょう。

過度なストレスを抱え込まないように注意!

大量出血を伴い、命を脅かすこともあると聞けば、誰もが不安になりますよね。

しかし、過度な心配が引き起こすストレスは、妊娠継続をも阻んでしまう危険なものです。

現代の医療技術は進歩しており、出血した際の対処がスムーズであれば、赤ちゃんもママも助かる可能性は充分にあります。

準備を万全にすること、心構えを持つことは、その可能性を高めるにつながることを覚えておいてくださいね。

低置胎盤になってしまったら・・・過ごし方は?

低置胎盤でも、状態により必要な過ごし方が変わってきます。

医師の指示に従って過ごしましょう。

胎盤の状態は超音波検査でのみ知ることができます。

以前は内診での検査が行われていた時期もありましたが、内診が出血を引き起こす可能性を高めることから、近年ではほとんど行われなくなりました。

安静に過ごす、入院をするなど、状態によって過ごし方も変わってきますので、医師の指示に従うようにしてください。

自然分娩が可能な場合もある!?

妊娠後期に入り、出産日が近づくにつれて不安が募るママは多いことでしょう。出産時に大量出血を引き起こす可能性が高い低置胎盤ですが、実は自然分娩が可能な場合もあります。

分娩方法は医師と相談して!

低置胎盤は、出産時に大量出血を引き起こす可能性が高くなります。そのため、赤ちゃんの命を守ることができる帝王切開での出産の方がリスクは低くなります。

しかし、自然分娩を望むママもいますよね。胎盤辺縁と子宮口の距離が2cm以内ギリギリであれば、自然分娩が可能な場合もあります。

また、以前にも低置胎盤や前置胎盤を経験していれば、癒着胎盤という別の問題も生じてきます。経過をしっかり観察しながら、医師と相談して分娩方法を決めていきましょう。


この記事を書いたママ

fami

小学生の女の子2人を子育て中です。仕事と家事・育児に奮闘しながら、毎日の何気ない出来事を大切に、楽しみながら過ごすことがモットーです。

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