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前置胎盤とは?症状は出血?原因と対策について

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妊娠中は様々な問題が、いつどのような形で現れるかわかりません。『前置胎盤』もそのひとつです。

早い時期に前置胎盤だと診断され、その言葉に同様してしまうママもいるかもしれませんね。

しかし、時期によっては自然と治る事も多く、必要以上の心配がいらない場合もあります。

また、前置胎盤にも種類があることや、症状、対策を知っておくことが、診断を受けても慌てずに対処する方法のひとつでもあります。ここでは『前置胎盤』について、症状や対策を含めて詳しくご説明します。



前置胎盤は3種類あります。

『前置胎盤』とは、胎盤が形成される位置に問題があることをいいます。

前置胎盤とは?

子宮は下部に『子宮口』があり、上部を『子宮底部』といいます。通常、受精卵は子宮底部に着床するのが正常ですが、まれに子宮口辺りに着床することがあります。

着床した場所に胎盤が形成されるので、子宮口辺りに着床してしまうと子宮口を塞ぐように胎盤が出来、赤ちゃんが出てくることができなくなります。

そのような状態を『前置胎盤』といいます。その場所と、子宮口を塞ぐ面積等により3種類に分類されます。

①全前置胎盤

胎盤が子宮口を完全に塞いでいる、もっとも重症な場合を『全前置胎盤』といいます。赤ちゃんが出てくる隙間が全くない状態です。全前置胎盤は、3種類の中では最も少ない割合となります。

②部分前置胎盤

胎盤が子宮口の一部にかかる部分が2cm未満であれば『部分前置胎盤』になります。すべてが塞がれている状態ではありませんが、空いている部分の方が少なくなります。前置胎盤の妊婦さんの中では、最も多いものです。

③辺縁前置胎盤

胎盤が子宮口の縁に、わずかにかかっている状態を『辺縁前置胎盤』といいます。

低置胎盤とは?

胎盤は通常、子宮内の高い部分(底部)に位置するのが正常です。その位置が低く、子宮口から計測して5cm未満に満たない場合は『低置胎盤』といいます。

子宮口にかかっていないため前置胎盤とは区分されます。前置胎盤と違うのは、出産方法です。前置胎盤の多くが帝王切開になるのに対し、低置胎盤は自然分娩で出産できる可能性もあります。

前置胎盤の原因はわかっていません。

原因が解明されていないため、予防できない問題となってしまいます。

前置胎盤になりやすい人

予防策はありませんが、比較的なりやすい傾向があります。

帝王切開の経験がある方

癒着胎盤の発生率が上がり前置胎盤が起こりやすくなります。

経産婦である方。人工妊娠中絶・流産・子宮手術・前置胎盤の経験がある方

出産経験があったり、子宮内に傷や炎症が起きやすく、前置胎盤になりやすいと考えられています。

多胎児を妊娠している方

胎盤の面積が増えるため、子宮口にまで及ぶことがあります。

高齢出産の方

統計上、前置胎盤に多いのが高齢妊婦さんであることがわかっています。

喫煙者の方

子宮の血流障害が、正常な着床を妨げられていると考えられます。

胎盤の形態異常の方

副胎盤、巨大胎盤など胎盤の形態異常がある場合、前置胎盤になる可能性が高まります。

子宮形態異常の方

子宮の形が悪ければ、着床する位置が正常に定まらないことがあります。



治療は不可能。しかし治ることがあります!

手術をしたり、処置で前置胎盤を治すことはできません。しかし、自然に治る場合もあります。

診断は妊娠31週末以降

妊娠初期に前置胎盤が発覚しても、慌てることはありません。子宮が大きく成長するとともに胎盤が引っ張られ、妊娠中期でも徐々に上に上がることがあります。

そのため、前置胎盤だと診断されるのは妊娠31週末より後になります。

妊娠31週以降は安静に

妊娠31週以降に前置胎盤だと診断されたら、入院が必要となることがあります。

それは、妊娠後期に多くなる子宮収縮により、出血が起こりやすくなるからです。大量出血が赤ちゃんとママの命を危険にさらすことも考え、安静に過ごすことが大切です。

知っておきたい自覚症状

出血のみが主な症状です。その他の自覚症状がないからこそ、危機感を持つことが大切です。

痛みがありません。

前置胎盤になっても、ママが感じる痛みはありません。予兆のような少量の出血が起こり、その後に大量出血になります。また、少量の出血がなく、突然大量出血することもあります。

症状が見られた場合の対処法

痛みを伴わない、他の症状がない、これが前置胎盤の症状です。ですから、ママ自身に危機感がなく、突然の出血に慌ててしまうことがもっとも怖い事態を引き起こしてしまうのです。

検診時に前置胎盤だと指摘されたら、いつ出血が起きても落ち着いて対処できる心構えを持っておきましょう。

医師の指示に従い、赤ちゃんの命を守りましょう!

前置胎盤の場合、医療設備の整った病院での出産が理想です。

緊急時にも対応してくれる病院を!

前置胎盤は帝王切開での分娩が基本です。しかし、陣痛が来る前に大量出血を起こすことが心配されます。その場合は緊急帝王切開手術が必要となります。

いつ、何が起きても安全に赤ちゃんの命を守ってくれる、信頼できる病院で検診を受けることが望ましくなります。

できれば、医療設備の整った周産期母子医療センター、総合病院、大学病院を探しましょう。


この記事を書いたママ

fami

小学生の女の子2人を子育て中です。仕事と家事・育児に奮闘しながら、毎日の何気ない出来事を大切に、楽しみながら過ごすことがモットーです。

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