妊娠初期

原始卵胞とは?年齢と共に数は減る?数が減っても妊娠は可能?

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女性の体には、お腹の中で赤ちゃんを育てるための『卵巣』があります。その卵巣の中にあるのが卵子。

精子と結合することで受精卵となり、それが赤ちゃんへと成長していきます。その卵子の元である『原始卵胞』は、まだ胎児であるときに形成されることをご存知でしょうか。

ここでは原始卵胞について、詳しくご説明します。



原始卵胞が形成されるのは胎児のとき!

ママのお腹の中で、赤ちゃんは生きるために必要な様々な細胞・器官が形成されます。『原始卵胞』もそのひとつです。

最初は700万個!?

お腹の中にいる女の子は、700万個の原始卵胞を持っています。これは、将来妊娠するために必要な細胞で、生物学では『原始生殖細胞』といいます。

大元は妊娠3カ月に生まれ、妊娠9カ月にかけて700万個もの数が形成されるのです。

原始卵胞は自然に減少します。

胎児期に700万個もあった原始卵胞は、年月を重ねるごとに自然に減少ていきます。

思春期には30万個に・・・

原始卵胞は、出生時には200万個にまで減ってしまいます。さらに自然消失が続き、月経が始まる思春期には30万個にまで減少します。

月経のたびに減る卵胞

月経が訪れるたびに排卵される卵子はたった1個です。この1個の卵子を排卵するためには、約300個の原始卵胞が必要となります。

わかりやすく言うと、300個の原始卵胞が競い合い、その中から卵子となるものがたった1つ選ばれるのです。これを『成熟卵胞』と呼びます。

選ばれなかった原始卵胞はそのまま消失します。つまり、毎月300個の原始卵胞×生理回数(28日周期)で計算すると、1年間で約5000個が消失しているのです。

年齢とともに減る原始卵胞・・・妊娠可能率は!?

このように、月経を重ねるたび、つまり年齢が上がるにつれて原始卵胞はどんどん減って行きます。その数と妊娠との関係性についてご説明します。

32歳がピーク!

月経のために300個の原始卵胞が用意されるのは、32歳がピークだと言われています。

その後は、30代後半で約100個、40代では約50個の原始卵胞で排卵するようになります。そのため、質の良い卵子は30代前半までということになります。

32歳を過ぎると妊娠しにくい!?

32歳を過ぎると、卵子の質が衰えてしまうのは事実です。そのような卵子は、妊娠する力、妊娠を継続させる力が弱まります。

そのため、受精や着床がうまく進まず流産につながったり、妊娠できても染色体に異常があるなどの弊害が生じるのです。

そのため、35歳以上の妊娠には様々なリスクが伴うとされ、『高齢出産』となるのです。



若くても原始卵胞が減ることもあります。

最近は、年齢が若くても原始卵胞が少ない女性が多いといわれます。その理由は次の通りです。

ダイエット・栄養不足・ストレス

原始卵胞は、女性の体の中にただ存在しているのではありません。生き続けるためには栄養や酸素が必要となります。

そのため、過度なダイエットや、栄養の偏った食生活、さらにはストレスも原始卵胞の質を低下させてしまうのです。質の下がった原始卵胞から、質の良い卵子は作られません。

原始卵胞の少ない女性が多い!?

ひと昔と比較すると、女性の妊娠率は年々減少しており、不妊治療を受ける女性は増加しています。

これは、妊娠を望まない女性、未婚の女性が増加していたり、不妊治療の質が上がりそれに対する意識が一般化していることもあり、一概に原始卵胞の数と関連付けられるものではありません。

しかし、高身長でスリムな体型、低体脂肪率に憧れる女性が増えていることは事実であり、それが原始卵胞の数に関係していないとも言い切ることはできません。

細身の女性がほど原始卵胞の消失は多く、質の良い卵子が作られなくなってしまうと考えられるのではないでしょうか。

原始卵胞が増えることはありません。

原始卵胞の質を低下させるその他の要因には、黄体機能不全、冷え、胃腸機能の低下が挙げられます。一度消失した原始卵胞は、その後増えることがありません。

そのため、健全な生活を送り、余分に減らさないよう気を付けるしかないのです。

質の良い卵子を作るためには!?

原始卵胞を増やすことはできませんが、質の良い卵子を作るために出来ることがあります。

ミトコンドリアと卵子の質との関係

人の体の各細胞に存在する『ミトコンドリア』。これは、エネルギーを生み出す作用があります。もちろん卵子の中にも存在しています。

卵子と同じくミトコンドリアの力も加齢と共に弱まります。そのミトコンドリアを活性化させれば、数少ない卵子であっても質を上げることができ、妊娠する確率を上げるにつながるのです。

ミトコンドリアを活性化させるには!?

喫煙・冷え・食生活の乱れ・運動不足・不眠・ストレス・過労。これらがミトコンドリアの力を弱めてしまうことがわかっています。

そのため、これらの点に気を付けて規則正しい生活を送ることが大切です。

さらに、ミトコンドリアのエネルギー源となる『イースタティックミネラル』というミネラルが配合されたサプリメントを摂取することも、不妊治療の対策として注目を集めています。

命を未来へ繋ぐために大切なこと

いつの間にか形成される原始卵胞を、1つの命として未来へ繋ぐために・・・

自分の命と健康を大切に守る

私たちの体の中では、自分では知らず知らずのうちに細胞が形成されたり、また消失されたりしています。

それが胎児である時から既に始まっているのですから、過去から受け継がれてきた生命が奇跡的であることを感じます。

しかしながら、その生命を未来へ繋いで行くためには、私たちが意識しなければならない『生活習慣』が大きく関わっていることを忘れたくありません。

与えられた命を大切に、自らの健康を自分の手で守ることが、未来の命の誕生につながっているのです。


この記事を書いたママ

fami

小学生の女の子2人を子育て中です。仕事と家事・育児に奮闘しながら、毎日の何気ない出来事を大切に、楽しみながら過ごすことがモットーです。

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