女性の健康

乳がん・前立線がんの原因は牛乳だった!ジェイン・プラント教授が唱える牛乳のリスクとは?

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「喫煙は、あなたにとって肺がんの原因の一つとなります」

これはたばこのパッケージに印刷された文章で、喫煙者はもちろん、非喫煙者も似たような話は聞いたことがあると思います。では、これはどうでしょう。

「牛乳・乳製品の摂取は乳がん・前立腺がんなどの原因の一つとなります」

乳がんの原因の一つに”牛乳・乳製品の摂取”があるというのは本当なのでしょうか?



乳製品の摂取量が多い人ほど前立腺がんの発症率が高い

2008年4月、厚生労働省の研究班は、牛乳やヨーグルトなど乳製品の摂取量が多い人ほど、前立腺がんの発症率が高くなる、という衝撃的な調査内容を発表しました。

また海外では前立腺がん以外でも、乳がんや卵巣がんなどの性ホルモンが関連したがんと、乳製品との関連性があると多くの研究機関が指摘しているのです。

牛乳はそもそもどんな飲み物なの?

哺乳類の子供は、生まれてから離乳するまで、母親のミルクだけで育ちます。牛乳は本来ウシの子供を育てるためのウシの母乳です。

そして1日1kgも体重が増えるほど成長を促す成長因子やホルモンを含んだ強力な液体です。その中にはもちろん、たんぱく質、脂質、糖質、ビタミン、ミネラルといった栄養素も含まれています。

牛乳を飲むとがん細胞の増殖を強力に後押ししてしまう

子牛の成長に必要な「ホルモン濃縮液」ともいえる牛乳を人間が飲むとどうなるでしょうか。やはり、体の様々な部位が急激に「成長」します。

その影響は、前立腺や乳房などの性ホルモンが関わる部位に強く現れ、そこで生じてしまったがん細胞の増殖を強力に後押ししてしまうと言われています。



乳がんは20代でも発生し30代で急増、40代で発祥のピークを迎える

がんは高齢になるほど多く発生しますが、乳がんは違います。20代~40代の女性にも発生しやすいのが他のがんと大きく異なります。

乳がんの発生は20代からみとめられます。20代から発症例があり、30代後半から急増、40代の女性に発症のピークをむかえます。つまり若いからという理由で安心することはできない病気なのです。

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出典:ihc.or.jp

乳がん発生の発端は思春期の頃にある

そして、更年期前の女性の乳がんは、思春期が発端であると推測されます。それは初潮に先立って胸が膨らみ、乳腺細胞が急激に分裂増殖するからです。

この分裂の際にDNAの複製エラーが起こることでがん細胞が発生します。

どの位の期間でがんを発症する?

思春期に発生したがん細胞が免疫の監視を逃れて体内に潜み、その後分裂の刺激を受けて増殖します。それが10~40年後に「しこり」として触れるほどに成長した時ががんの発症です。

ただし、残念ながら急速に発生する乳がんもあるのですべての方に当てはまる訳ではありません。

牛乳はどの時点でがんに関わるの?

乳がんを招く要因として大きく関与を疑われているのが女性ホルモンの一種であるエストロゲン(卵胞ホルモン)です。

近年このホルモンの過剰分泌や長期間のエストロゲン受容によって、乳がんの発症リスクが上昇することがわかってきました。

よって、エストロゲン多量に持っている牛の牛乳を飲むことは、ホルモンの過剰分泌と同じ現象を招いていると考えられます。

牛乳が乳がんに与える影響は1冊の本から波及した?!

2008年10月、イギリスのジェイン・プラント教授が『乳がんと牛乳―なぜがん細胞は消えたのか』という本を著しました。

この本には牛乳・乳製品を完全に断ち切ることで、再発・転移を繰り返す自身の乳がん克服の様子が克明に書かれています。

そして彼女の「牛乳―乳がん」説の中核をなす物質として「インスリン様成長因子1(IGF-1)」が挙げられています。


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細胞分裂を刺激する物質「IGF-1」とは?

IGF-1は70個のアミノ酸からなるポリペプチド(同型2個以上のアミノ酸が縮合する化合物)です。

牛乳を飲むことで牛乳中のIGF-1、もしくは他の牛乳成分がIGF-1の生成を促すなどして血液中のIGF-1濃度が高まります。そうすることで、これが成長促進効果をもたらし、がん細胞が増殖するのです。

牛乳に含まれるどの栄養素がIGF-1を増やすのか?!

IGF-1は動物性たんぱく質(牛乳や肉)の摂取によって増えると言われてきました。そこでデンマークの研究者はたんぱく質含有量が等しい無脂肪乳と低脂肪肉のどちらが血中IGF-1に影響を与えるか研究しました。

血中IGF-1を高めたものは?

研究の結果、肉より牛乳の方が血中のIGF―1濃度を19%多く上げることが判明しました。

さらに、牛乳中のホエイたんぱく質とたんぱく質カゼインのどちらがIGF-1を増やすか調べたところ、牛乳たんぱく質の80%を占めるカゼインの方が血中濃度を高めるという結果になりました。

本当に牛乳・乳製品は乳がんを誘発するの?

乳製品と乳がんの関係を疫学的に検証する最良の方法は、ビーガン(動物性の食品を一切口にしないベジタリアン)とラクト・ベジタリアン(肉を食べない代わりに乳製品を摂るベジタリアンで乳製品以外はビーガンと食生活が類似)の間で乳がん発症率を比較することだ、と提唱する人もいます。

ヘビースモーカーのすべてが肺がんになる訳ではないのと同じ理由で、牛乳・乳製品を好んで摂り入れる人がすべて乳がんになる訳ではないでしょう。

でも集団的レベルで見れば、牛乳・乳製品を多飲多食する国々に乳がんが多いのは明らかです。検証結果も気になりますが、求められるのはやはり、「自己責任による選択」ではないでしょうか。

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