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臍帯とは?長さの平均50cm!70cm以上は長すぎ!25cm以下は短すぎ!それぞれのデメリットとは?

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赤ちゃんとママを繋ぐ大切な臍帯。へその緒ともいいますね。出産前はママから赤ちゃんへ、栄養や酸素を送り届ける、大切な役割を担います。

赤ちゃんが産まれた時に切り取った臍帯を、思い出として木箱に入れて大切に保管されるママも多いことでしょう。ここでは、その臍帯の『長さ』についてお話ししたいと思います。



臍帯の長さ。平均は50cmにも!

臍帯は、妊娠初期、お腹の中で赤ちゃんの成長とともに育っていきます。

発生は妊娠4週目!

受精卵は妊娠2週目から3週目にかけて子宮内膜に着床します。その後、妊娠4週目に胎盤が形成され始めると同時に、臍帯が発生します。1本の臍静脈と2本の臍動脈、道警3本の血管3から成り立っています。

赤ちゃんの成長とともに長くなり、10カ月という月日をかけて平均で50cm前後の長さにまで成長します。

正確な長さを計ることは難しい・・・

臍帯は3本の血管がねじれながら存在しています。そのため、エコーで正確な全長を計測することは非常に難しいのです。実際に出産し、出てきた臍帯を見て長さを計測して初めて長いか、短いかを知ることができます。

70cm以上あると『過長臍帯』

長さには個人差がありますが、だいたい70cm以上になると『過長臍帯』と呼ばれます。

過長臍帯のデメリット①臍帯巻絡

真っ先に挙げられるデメリットとして、臍帯が赤ちゃんに巻き付いてしまう『臍帯巻絡』になってしまうことです。

この状況は全妊娠の30%に見られるもので、赤ちゃんの動きが活発であればあるほど、臍帯が体に巻き付く可能性は高くなります。

絡むことで、栄養や酸素が行き届きにくい状況になり、場合によっては低酸素状態が続いて脳障害を引き起こすことも否定できません。

しかし、産院では「大丈夫!心配しないで!」と言われることが多いと思いますが、この理由は、「よく動く赤ちゃんだからこそ巻き付く=今後外れる可能性も高い!」ということにあります。

巻き付いていても元気な胎動を感じられる間は、問題ないことが多いので過度に心配することはありません。赤ちゃんの胎動を促すよう、たくさん話しかけてあげましょう。

過長臍帯のデメリット②臍帯真結節

臍帯が絡むことで結び目が出来てしまい、血流が滞ってしまう状態になることを『臍帯真結節』といいます。

結び目が緩やかであれば何の問題も生じませんが、固く結ばれた場合は発育不全、機能不全を引き起こし、最悪の場合は命に危険が及びます。

この症状はエコー検査で発見することが難しく、また発見してすぐに解くことができないことは非常に残念です。

過長臍帯のデメリット③臍帯脱出

出産時、卵膜から膣内へ、赤ちゃんより先に臍帯が出てきてしまうことを、臍帯脱出といいます。臍帯脱出にはいくつかの原因がありますが、過長臍帯もそのひとつであると考えられています。

子宮壁と赤ちゃんとの間に臍帯が挟まれ、血流が止まり無酸素状態になります。破水後に起こりますが、ママ自身が気付くことは不可能なので、仮死状態で産まれることになる可能性もあるのです。

この事態を避けるためには、破水したら早急に産院で診察を受けることです。帝王切開で赤ちゃんが助かる可能性が高くなります。



25cm以下は『過短臍帯』

短い場合は25cm以下、という場合もあり、『過短臍帯』と呼ばれます。

過短臍帯のデメリット 難産になりやすい

臍帯が短い、つまり赤ちゃんが下りて来にくいため、出産に時間がかかってしまうというデメリットがあります。そのため、微弱陣痛になりやすかったり、常位胎盤剥離や子宮内反症になる恐れが出てきます。

あまりに短いと判断された場合には、赤ちゃんを出すときに臍帯が断裂してしまったり、血流悪化という命に危険が及ぶことも考慮され、帝王切開が必要になるかもしれません。

『過長臍帯』や『過短臍帯』になる原因は?

原因は未だ解明されていません。

赤ちゃんの動きが影響!?

個人差がある臍帯の長さですが、長くなる要因として赤ちゃんの動きが影響しているのでは?という説があります。

よく動く赤ちゃんの場合は、臍帯が引っ張られる力により長くなってしまうかもしれないという考えです。

逆に、赤ちゃんの動きが少ないと臍帯が短くなりやすいと言われています。その原因として、赤ちゃんが動けない状況になる『羊水過少』があげられます。

臍帯は赤ちゃんにとって命綱!

栄養や酸素を供給するための、赤ちゃんにとっては命綱である臍帯。しかし、長さに問題があっても、妊娠中の治療ができません。

出産にはあらゆる場面が想定されます。

出産時に臍帯脱出を起こしてしまったり、臍帯が短くて赤ちゃんがなかなか降りてこないという状況になるその時まで、長さの異常に気付くことが難しいことは残念です。

しかし、医師や助産師があらゆる場面を想定して出産に臨みます。帝王切開になることもそのひとつです。自然分娩に拘るママもいると思いますが、何が起きるかわからないのが出産です。

赤ちゃんの命を最優先に、医師や助産師の指示に従って出産に臨みましょう。


この記事を書いたママ

fami

小学生の女の子2人を子育て中です。仕事と家事・育児に奮闘しながら、毎日の何気ない出来事を大切に、楽しみながら過ごすことがモットーです。

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