妊娠初期

子宮外妊娠とは?その原因と症状について!前兆や自覚症状はある?

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妊娠を望む女性にとって、妊娠検査薬での陽性反応は非常に喜ばしいことですよね。陽性反応が見られたら「妊娠している!」と思い、病院での検査を先延ばしにする方もいるかもしれません。

この時点で気を付けなければならないのが『子宮外妊娠』です。検査薬で陽性反応が出たからこそ、早めに病院に行き、きちんとした妊娠検査を受けなければなりません。その理由も含め、子宮外妊娠について詳しくご説明します。



子宮外妊娠とは?

文字通り、子宮の外に着床してしまうことを子宮外妊娠といいます。

どのような状態をいうの?

通常、誕生した受精卵は子宮内膜に着床します。ところが、まれに受精卵が子宮内膜以外のところに着床してしまうことを『子宮外妊娠』といいます。

妊娠検査薬では陽性反応が出ますし、病院での血液検査や尿検査でも妊娠反応が出ます。そのため、自分で検査薬を使用した際には、正常妊娠だと勘違いしやすいのです。

受精卵はどこに着床するの?

多くの場合は、卵管に着床してしまう『卵管妊娠』と呼ばれる妊娠で、子宮外妊娠の90%に相当します。その他、わずかな確率で卵巣や子宮頸管、腹腔内に着床してしまうこともあります。

診断方法は?

病院では、血液検査、尿検査と併せてエコー検査や内診をします。エコーでは、赤ちゃんが入っている袋である『胎嚢』があることで妊娠が確認されますが、この胎嚢が見られない場合に、子宮外妊娠であることが疑われます。

ただし、妊娠超初期では妊娠しているのに胎嚢が見られなかったり、逆に胎嚢があるように見えるけれどホルモンバランスの異常によるものであり実は子宮外妊娠だった等というケースもあるため、妊娠超初期で子宮外妊娠を断定する診断は非常に難しいことなのです。

内診でも、子宮内膜症の症状と似たよな部分があるため、子宮外妊娠と断定するには難しいものです。従い、エコーと内診、尿検査、血液検査に加え、子宮外妊娠が疑われた場合には子宮内の掻爬手術や内視鏡で確認することもあります。

子宮外妊娠の発症率

心配な子宮外妊娠。その発症率についてご説明します。

発症率はわずか1%

全妊娠に対してわずか1%前後と言われる子宮外妊娠。決して多い数ではありません。また、流産と比較すると、10分の1という数になります。割合は経産婦が80%、特に一度の妊娠経験がある経産婦に多く見られます。

ただし、初産だからといって、可能性は0ではありませんので安心はできません。また、排卵誘発剤の投与等で不妊治療を行っている場合には、子宮内外の同時妊娠という事例もあります。



子宮外妊娠の原因は?

原因がわかれば、事前に対策を講じることができるのでしょうか!?

子宮外妊娠のメカニズム

精子と卵子は、通常卵管内で受精します。受精後、約1週間ほどの時間をかけて細胞分裂を繰り返しながら子宮内にたどり着きます。

子宮内に着いた頃、ちょうど良い具合で着床するための能力を備えるのですが、その着床能力が備わったのにまだ子宮に到達していないがために、卵管に着床してしまうという事態が起こるのです。

原因と対策法・・・前兆はあるの?

 卵管にある線毛に異常があり、受精卵を上手く運ぶことができない。

 クラミジアや淋病、妊娠中絶後の影響などが原因で、卵管そのものや周囲に炎症が起きている。

 受精した卵が一度卵管を飛び出したり、子宮内腔を経るなどで、反対側の卵管内へ侵入してしまう。

このように、考えられる原因はいくつかあるものの、なぜ子宮外妊娠に至ったのかという事実を明確にすることはできません。個々の原因はわからないことが多いため、残念ながら予防策を講じることも非常に難しいと考えられます。
また、子宮外妊娠を起こす前の前兆はありません。従い、予防策と同じように、妊活中に注意すべき対処法もないに等しいのです。

どんな症状?自覚症状は?

子宮外妊娠をしてしまった場合、通常の妊娠とは違う症状があるのでしょうか?早期発見するために、気を付けなければならないことも含め、覚えておくことが大切です。

通常の妊娠と変わらない症状が・・・

たとえ子宮外であっても、妊娠したことに変わりはありません。ママの体は生理が来ずに高温期が続き、ホルモンの分泌量が多くなるため『つわり』も起こります。通常の妊娠との区別は、それらの症状の程度が軽いことにあります。

しかし、通常妊娠であっても妊娠初期症状には個人差がありますので、それが子宮外妊娠の影響だと判断することは難しいでしょう。

腹痛や不正出血が見られる卵管流産

受精卵が卵管に着床してしまった場合、その場所で発育することは不可能です。受精卵が生き延びることができなくなった時点で流産が始まり、腹痛や不正出血が起こります。

不正出血に関しては、血液量に個人差があり、少ない時は茶色のオリモノだと思い込んでしまうことがあります。腹痛も、初期段階ではチクチクとした痛みから、進行するにつれて強い痛みへと変わっていきます。

同じような症状でも、卵管破裂を起こしている可能性も否めません。

卵管破裂は放置すれば死に至る可能性も!!

卵管が破裂し、出血量が少ない場合は卵管流産と同じく腹痛や出血で発見されることがあります。しかし、出血量が多ければ多いほど腹痛はひどくなり、ショック症状を起こすこともあります。

また、輸血が必要なくらいの出血量があるのに放置することで、死に至るケースも否定できません。

また、卵管流産と卵管破裂の時期や順序に定義はなく、妊娠超初期~妊娠5カ月前後、いつ起こるかわからないのが子宮外妊娠の怖いところでもあります。

一度経験したら、もう妊娠は望めない?

一度子宮外妊娠を経験したら、もう妊娠は望めないと思ってしまうママは多いと思います。しかし、100%ではありません。

早期発見により妊娠は可能!

卵管破裂を起こした場合は卵管を切除する手術を行うため、その卵管は再度妊娠することは不可能です。破裂に至っていない場合は、卵管を切り開いて胎嚢を除去します。

その場合は再発するリスクが高まりますが、再び妊娠することは可能です。そのためにも、卵管破裂に至る前の早期発見が重要なのです。

早期発見のために・・・

たとえ妊娠検査薬で陽性反応が出ても、自己判断で妊娠を断定せず、すぐに病院を受診しましょう。胎嚢と胎芽が確認できるまでは、とても大切な期間です。微量でも不正出血があれば、すぐに検査を受けることが最も大切であることを覚えておいてくださいね。


この記事を書いたママ

fami

小学生の女の子2人を子育て中です。仕事と家事・育児に奮闘しながら、毎日の何気ない出来事を大切に、楽しみながら過ごすことがモットーです。

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