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絨毛膜下血腫とは?原因や症状と治療方法について!流産の危険性は?初期~中期は要注意!

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どんなに健康なママであっても、妊娠から出産に至るまでには多くのリスクを伴い、無事に命を誕生させるその瞬間まで、油断は許されません。

ここでは、妊娠初期から中期に見られることがある『絨毛膜下血腫』についてご説明します。



絨毛膜下血腫とは?いつ頃出やすい症状?

絨毛膜下血腫(じゅうもうまくかけっしゅ)は、妊娠初期~中期にかけて見られる症状です。

妊娠初期に多く見られる症状です。

絨毛膜下血腫とは、妊娠初期に多く見られる症状のひとつです。

精子と卵子が受精して受精卵が生まれると、その受精卵は『絨毛膜板(じゅうもうまくばん)』と呼ばれる板状の組織から、細かい無数の根のような組織である『絨毛』を突出し、その根を子宮内膜に付着して胎盤を形成し始めます。

絨毛膜板+絨毛から成る『絨毛膜』が子宮内膜の血管を壊すことで出血が起き、血腫(地の固まり)ができることがあります。この状態を『絨毛膜下血腫(じゅうもうまくかけっしゅ)』といいます。

妊娠中期でも起こることがあります。

妊娠中期にかけて子宮が大きく成長するため、絨毛膜が子宮内膜から剥がれ、同じように出血や血腫ができることがあります。一般的には妊娠初期に多く見られる症状と言われますが、中期で起きることもあるのです。

痛みや出血など詳しい症状は?

症状には個人差がありますが、多くの場合、出血を伴います。

出血の状態には個人差が!

子宮口近くで出血が起きた場合には、出血することがほとんどです。血液が大量に出ることもあります。血液は鮮血だったり真っ黒に近い色だったりと個人差があります。

子宮口から離れた箇所での出血や、血腫が小さい場合は、子宮外に出ず気付かないこともあります。エコー検査で血栓が見つかり、診断されるパターンも少なくありません。

茶色いオリモノの場合も・・・

少量の血腫がオリモノと混じったり、子宮内にある古い血腫が何らかの刺激である日外に排出されることもあります。

この場合は、茶色いオリモノだと捉えて他の疾患を疑ったり、出血が続かないために絨毛膜下血腫ではないと自己判断してしまいがちです。

また、血腫は古くなると茶色くなるため、新たな血腫が作り出されることなく症状が落ち着いているとも考えられる場合があります。

発熱や腹痛を伴うことも!

血腫が小さければ出血を伴わないこともあります。逆に血腫が8cm以上と大きければ大きいほど危険を伴います。発熱やお腹の張り、腹痛といった症状が出ることもあります。

大きい血腫が見つかった場合には、入院を余儀なくされることが通常です。



血腫が少量の場合は心配ありません。

血腫が小さく少量の場合は、自然と体が吸収してくれます。

自然に完治していきます。

自覚症状がなく、エコー検査で発見された場合は特に問題がない場合はほとんどです。血腫が小さくて少量、出血も子宮内でとどまっている場合は、体が自然と吸収してくれます。

胎盤が完成する頃には症状がなくなり、自然と完治します。

安静に過ごしましょう。

エコー検査で「絨毛膜下血腫である」と診断されたからと言って、極端に不安になる必要はありません。状態が悪くなければ、普段の生活をしても問題ありません。

また、出血があっても大量ではない場合も安静にしていれば自然と治って行くことも多くあります。血腫の状態と相談し、医師の診断に従って過ごすよう心がけましょう。

流産の危険性は?

絨毛膜下血腫は、直接流産と結びつくものではありません。

しかし油断はできません。

血腫があるから流産になることはありません。赤ちゃんの心拍が確認できれば、98~99%は無事に育つと言われています。ただ、血腫が大きく出血を多く伴っているのに病院を受診せず過度に動いたら症状が悪化することがあります。

また腹痛や張りが続く場合には、切迫流産かもしれません。同時に絨毛膜下血腫が重なり、原因のひとつだと判断されてしまうこともあるかもしれません。

血腫が感染することも・・・!

羊水の中は無菌状態です。そこに出来る血腫は、細菌に感染しやすいため、絨毛膜羊膜炎を起こし、子宮頸管が短縮され、早期流産になる可能性も否定できません。

治療方法は『安静にすること』です。

残念ながら、確実な治療方法はありません。

安静にして様子を見ましょう。

安静に過ごすことがいちばんの治療法です。血腫が吸収され、症状が治まり安定するのを待つのです。血腫が大きく、出血が大量である場合も同様に、入院しながら安静状態を保ちます。

状態が良くない場合は・・・

血腫そのものを薬や治療で治すことはできませんが、お腹に強い張りや痛みがある場合は、子宮収縮を防止する張り止め薬、熱がある場合は解熱剤、また抗生物質や点滴、止血剤を投与することもあります。

症状によって安静にする上に対処が必要な場合もありますので、医師の判断に従うようにしましょう。

慌てず落ち着いて過ごしましょう。

絨毛膜下血腫は、妊婦さんの1~3%という比較的高い確率で見られる症状です。

不安やストレスは他の症状の引き金に・・・

妊娠中に出血が見られると、不安になってしまう気持ちはとてもよくわかります。しかし、この出血が本当に重症であるか、心配ないものなのかは、自己判断で決められることではありません。

不安を抱えたまま過ごしたり、大きなストレスを背負い込むことは、妊娠中の他の症状の引き金になってしまうかもしれません。

「絨毛膜下血腫は心配ない」という情報も多々ありますが、小さな出血であっても必ず病院を受診して、安心して過ごすことを優先的に考えましょう。

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この記事を書いたママ

fami

小学生の女の子2人を子育て中です。仕事と家事・育児に奮闘しながら、毎日の何気ない出来事を大切に、楽しみながら過ごすことがモットーです。

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