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乳児だと死亡もあり得る?赤ちゃんの百日咳の症状と治療法

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こんにちは!最近ママになりました薬剤師ライターです!

百日咳をご存じですか?百日というくらいですから、長く続く咳なのかなぁ・・・くらいはご想像がつくと思いますが、ワクチンの普及により、ずいぶん少なくなりましたので、あまり詳しくご存じの方は少ないのではないでしょうか。

薬剤師として働いてきた経験と、勉強してきたことをもとに今回記事にしましたのでご紹介します。



百日咳は100日続く!??

名前でご想像の通り、百日咳は長い期間出るのが特徴です。しかし、百日出ることはまれで、3週間から6週間くらい続くと言われています。 百日咳は1歳未満の赤ちゃん、特に6か月未満の赤ちゃんがかかると、重くなることがあり、まれに命にかかわることもあるので、この病気については知っておいたほうが良いでしょう。

判断の付きにくい「カタル期」

百日咳の最初の段階として、「カタル期」と呼ばれる時期があります。 この時の症状は「軽い咳、鼻水、目が赤くなる」といった、普通の風邪となんら変わりのないものです。この時点では百日咳だとは判断されにくく、こういった症状は1~2週間続きます。

激しい咳!「痙咳(けいがい)期」

痙咳(けいがい)とは「痙攣(けいれん)性の咳」のことです。体の痙攣(けいれん)ではなく、激しくせき込んだ様子を痙攣(けいれん)しているようだと、このように表現します。

この時期の咳きこみは相当激しいもので、その咳を「スタッカート型の咳」と呼びます。音楽用語のスタッカートから来ているわけですが、「コンコンコンコン・・・・」と連続して咳をします。息を吐くときに咳をし、吸うときには「ピュー」という音がします。

文章にしていて思うのですが、あまり重症な感じがしないですよね?

しかし、この咳、『見ていられないほどひどい咳』『目が血走ったり、舌の筋が切れる』などと言われており、想像を絶する様子なのだと思われます。私の読んだ文献には 『患者は前屈で、顔はチアノーゼ状となり、眼球突出、舌を口からだし、唾液や涙を流し、時には嘔吐なども伴う』とありました。

恐ろしい病です。痙咳(けいがい)期は2週間~4週間でおさまります

徐々に穏やかな咳に「回復期」

咳が穏やかになってくれば痙咳期は終わり、回復期を迎えます。この状態は1~2週間続くことが多いです。



百日咳のワクチンは定期接種となっています

現在、三種混合、四種混合に百日咳のワクチンが入っています。

四種混合:ジフテリア、百日せき、破傷風、ポリオの4種類

三種混合:ジフテリア、百日せき、破傷風の3種類

生後3ヶ月から接種できます。3~8週間隔で3回、3回目の約1年後(6か月後から接種可能)に4回目を接種します。百日咳は重症化しやすいので、生後3ヶ月になったらできるだけ早く接種してあげましょう

大人にも増えている百日咳

“国立感染症研究所感染症情報センターによると、患者に占める成人(20歳以上)の割合が2001年にはわずか2.8%だったのが、この10年間毎年増え続け、 2010年(1~4月)には56%に達しました。つまり、現在では半数以上が、おとなの患者さんなのです。”
引用:OMRONホームページ

感染してもコンコンという咳が長く続くだけで、発作などの症状はほとんどみられません。そのため風邪による咳と間違えることが多いのですが、咳が1週間以上続く場合には、百日咳を疑ってみたほうがいいでしょう。

大人の場合は重症化しにくいのですが、 問題なのが大人から赤ちゃんにうつってしまう場合です。前記したように重症化しますので、感染させないようにしないといけません。「マスク」で飛沫感染を予防する、これが最善の方法です。

百日咳は防げるのです

百日咳。今やワクチンは定期接種となり、感染する子供は少なくなってきました。

しかし、大人が子供にうつさないようにするために、自分の症状にも目を向けて、マスクで予防していくことも大事なのです。私たち大人が子供たちを守っていきましょう。


この記事を書いたママ

あやと

0歳児の育児に奮闘中の新米ママです。薬剤師で仕事をしている傍ら、その経験や薬のお話などについて、ためになるような情報をお届けしたいです。

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