生後0ヵ月~12ヵ月

生後2ヶ月で受ける予防接種の基礎知識まとめ

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こんにちは!1歳の息子がいるママライター・micoです。

赤ちゃんが生後2ヶ月になると、いよいよ予防接種が始まります。赤ちゃんを守るための予防接種。きちんと理解したうえで、赤ちゃんに接種させてあげまましょう。



1歳までに受ける予防接種の数

1歳までに受ける予防接種の数は、6~7種類。このうちの多くが複数回の接種が必要となっています。1つのワクチンにつき1回受けたら終わり、ではなく、複数回接種しなければならないことから全部で15回以上接種することになります。

生後2ヶ月で受ける予防接種

生後2か月で受ける予防接種は、以下の4種類です。受けるワクチンにより、接種回数の違いだけでなく、≪定期接種≫と≪任意接種≫、≪不活化ワクチン≫と≪生ワクチン≫、≪注射≫と≪経口接種≫、といった違いもあります。

●ヒブ

4回接種・定期接種・不活化ワクチン・注射

ヒブとは細菌の一種であるインフルエンザ菌b型の略称です。せきやくしゃみなどの飛沫により感染し、 細菌性髄膜炎・敗血症・喉頭蓋炎・肺炎など様々な感染症を引き起こします。

特に細菌性髄膜炎は肺炎球菌によっても引き起こされるので、どちらのワクチンも接種しておいたほうがいいでしょう。

副反応(副作用)

注射を打った部分が赤くなったり、腫れることがあります。時に、痛みを伴うこともあります。発熱する場合もありますが、数日で治まります。

●肺炎球菌

4回接種・定期接種・不活化ワクチン・注射

肺炎球菌による感染症を予防するために必要なワクチンです。感染すると、細菌性髄膜炎・菌血症・重症肺炎(菌血症を伴う肺炎)などを引き起こします。

副反応(副作用)

注射を打った部分が赤くなったり、硬くなったり、腫れたり、痛みを伴うこともあります。稀ではありますが重い副反応として、ショック、アナフィラキシー様症状(じんましん・呼吸困難)、けいれんなどが起こることがあります。

接種後4週間は副反応が出ないか注意しましょう。

細菌性髄膜炎とは

ヒブや肺炎球菌などの細菌が、脳や脊髄を包む髄膜の奥まで入り込んで起こる病気です。重症の場合、命にかかわったりその後に思い後遺症が残ることもあります。

この恐ろしいところは、風邪と諸症状が似ているので気づきにくく、治療が困難なところです。だからこそワクチンを接種して予防することが大切になってきます。

●B型肝炎

3回接種・任意接種・不活化ワクチン・注射

B型肝炎はこれまで、針や輸血を通してのみ感染すると考えられていましたが、最近では20~30代で性交時に感染することが疑われています。乳児期にワクチンを接種することで高い免疫力が得られ、さらに長期間に渡って持続します。

副反応(副作用)

稀ではありますが、注射を打った部分が赤くなったり腫れたりします。身体がだるく感じられることもあるので、赤ちゃんにいつもと違う様子がないか注意しましょう。

●ロタウイルス

2~3回接種・任意接種・生ワクチン・経口

冬に流行するウイルス性胃腸炎を起こすロタウイルスに免疫をつけるワクチンです。ワクチンの販売会社の違いから、ロタリックス(2回接種)とロタテック(3回接種)の2種類があります。

副反応(副作用)

ロタリックスの場合、 ぐずり・下痢・鼻水・咳といった症状が見られます。

ロタテックの場合、 下痢・嘔吐・胃腸炎・発熱といった症状が見られます。

また、初めての接種から31日間(特に接種後7日以内)は【腸重積】のリスクが増加するので注意が必要です。

腸重積とは

腸が腸そのものに入り、腸が重なってしまう病気のこと。不機嫌になりぐずってしまったり、腸の通り道がふさがることから嘔吐してしまったり、腸粘膜からの出血でいちごジャムのような血便が見られます。

【関連記事】
赤ちゃんの予防接種(ヒブ・肺炎球菌・ロタ)後のお風呂は大丈夫?気を付けるべきことは?


ワクチンを複数回接種する理由

1つ目に、1回の予防接種で免疫がうまくついてくれない可能性があるということ。

2つ目に、1回で免疫がついたとしても時間の経過とともに免疫力が落ちてしまう可能性があること。

3つ目に、弱まった免疫力を再度接種することでより強固な免疫力とするため。

以上の3つの理由から、1つのワクチンにつき複数回接種する必要があるのです。

≪定期接種≫と≪任意接種≫

≪定期接種≫は、国が「一定の年齢になったら、受けるように努めなければいけない」としている、感染力が強いものに対するワクチンです。決められた期間内であれば無料で受けることができます。

≪任意接種≫は、その名の通り、希望者のみが接種するワクチンです。費用は自己負担となりますが、自治体によっては補助が出るところもあります。

≪任意接種≫とはいえ、赤ちゃんがその病気にかかり重症となってしまったときのことを考えると、あらかじめ受けておいた方が安心です。

≪生ワクチン≫と≪不活化ワクチン≫

ワクチンには≪生ワクチン≫と≪不活化ワクチン≫という2種類があります。

≪不活化ワクチン≫接種後、次のワクチンは1週間後から受けることができます。

≪生ワクチン≫接種後は、4週間あけなければ次のワクチンを接種することができません。

このような制限も背景にあり、予防接種の【同時接種】が推奨されています。

予防接種の【同時接種】

1本ずつ予防接種を受けているのでは、先に書いた間隔をあけなければいけない関係から、どうしても時間がかかってしまいます。その時間が経つうちに、赤ちゃんはママのお腹の中にいたときにもらった免疫が薄れ、病気や感染症にかかるリスクが上がってしまいます。

病気や感染症を防ぐためにも、積極的にワクチンを同時接種することが必要になってきます。

【同時接種】することのリスクは…?

「1度に赤ちゃんに何本も注射するなんて…」と不安になるママも多いでしょう。副作用があったりしたら怖いですよね。

ですが、同時接種したからといって重大な副作用が起こる可能性は極めて低く、小児科の医師も積極的に勧めてくるでしょう。

『赤ちゃんに早く免疫をつける』というワクチン本来の目的を果たすためには、同時接種が必要なのです。

≪注射≫と≪経口接種≫

≪注射≫の場合は、上腕・もしくは太ももに打ちます。

≪経口接種≫は口からワクチンの入ったシロップを飲むことで接種します。

仮に生後2か月で先にあげた4つのワクチンを接種する場合、左右の上腕に注射を1本ずつと、どちらかの太ももに注射を1本、それに口からの接種となります。

予防接種と副反応(副作用)

副反応(副作用)が怖いから予防接種をしない、というのはちょっと違います。予防接種を受けて出た副反応は、予防接種を受けずにその病気にかかった場合と比べれば何倍も軽いのです。

重症な副反応が出ることは極めて稀です。接種後30分間は接種した場所で待機し赤ちゃんの様子を見てあげましょう。

また、その後もしばらくは副反応が出ないかに注意し、何かあればすぐに接種した医療機関へ行きましょう。

正しい知識を持って予防接種を

予防接種を受けさせるかどうかは、最終的にはママやパパの判断次第。

ですが受けることで防げる病気があるのが事実です。赤ちゃんが後々に苦しく辛い思いをしなくていいように、積極的に摂取することもとても大切です。

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トップ画像出典: encrypted-tbn3.gstatic.com

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