家族の実話エピソード

寝屋川の痛ましい事件「あの時、私が2人を家に泊めていれば」について考える

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子どもを見捨てないで!

先日の、寝屋川の痛ましい事件。
報道に触れるだけでも胸が痛みます。

親族・友人「悔しい」癒えない心 中1殺人遺棄

それは決して他人事ではありません。
子どもを持つ親だけでなく、地域の大人が子どもに向き合わなければならないのではないかと思います。

記事の文中にもありましたが「あの時、私が2人を家に泊めていれば」とご自分を責めている方。

ご自分で決めたことなのですから悔やむことはないんですよ。

それよりも気になったのはこのニュースに対しての反応。

ほとんどが

「気にしなくていい、当たり前のことをしただけ」

「それが常識的な判断」

「親も非常識、子どもも非常識」

こんな意見ばかりでしたが、それは当事者ではないからです。

今回は、私の体験談を元に、「子供の友達を泊めるべきか?」という事について書いていきたいと思います。

長男のお友達の場合

長男が中学に入って仲良くなった男の子。

その子はお父さんと二人暮ししていました。お母さんは事情があって別に暮らしています。

その子が夏休みのある日お父さんとケンカして家出をしてしまいました。

長男が「しばらくうちに泊めてくれない?」と言ってきたんです。

わたしは子どもの友達はどんな子でも受け入れ、批判はしないようにしてきました。
ここで断ったら自分のその態度がブレてしまうことになります。

長男と話あい、「夜はうちにいてもいい、朝ごはんも食べさせてあげる。でも昼間はお父さんもお母さんも仕事で家にいないんだから、○○くんは家にいては困る」ということにしました。

この子は結局毎日夕方になるとうちに寝るためだけにやってきました。
私としては、それでよかったんじゃないかと思っています。
少なくとも、彼にとって戻る場所であるということ。
戻るためにはいつも近くにいるはず。
昼間は先生や親御さんも探しているでしょう。
うちで寝泊りさせることで、探しやすくしていた、という実は大人の考えもあったんです。

結局夏休みはずっと家にいて、ある日お父さんに見つかって自宅に帰っていきましたが、その子が一言いったことが忘れられません。

「おばさん、ずっとありがとう。働いて給料もらったらゴハン代返します」と…。

結局実現しなかったんですけど、その言葉がでること自体が嬉しかったんです。

次男の場合

次男は私のしつけがなってなかったからだと思います。ヤンキーでした。家にはいろんな子が出入りしていました。

何人も何回も泊めたことがあります。
問題がおきたこともありました。
そのたびに学校・相手に謝っていました。
ヤンキーたちにこんなこともいいました。

「あんたたちのこと、うちの子のいいお友達だと思ってる。これからも仲良くしてほしいと思ってる。でも、こんなことばっかり続いたらもう泊めてあげられないよ」
そんなことを言いながら涙が出てしまいました。

私のこの気持ちが通じたのか。それからは問題は起こさなくなりましたが…

有名な「積み木くずし」では「10時になったら帰す」と書いてありましたが、わたしはそれはできませんでした。

もし夜に外に放り出して何か事件事故に巻き込まれたら…
それよりもうちにいるなら、私の目が届くところなら、と思い、ずっと彼らを受け入れてきました。

もちろん部屋にこもりっきりにはしません。

「早く寝なさいよ」「おはよう」と声をかけたり朝ごはん食べさせたりしていました。

以上、自分の子どもについての体験でしたが、ご自分の意思をもって、「ダメなものはダメ」と断れる方はそれでいいと思うのです。

でも、私はできなかった。
夜中に未成年を放り出すことはできませんでした。
こんな判断をしてもいいんじゃないでしょうか。

子どもは大人を見ています。
普段は外面よくしておいて、こういうときだけ冷たく突き放すなんて、信用できない大人と思われたらそこでおしまいだと私は思います。

「積み木くずし」では佐藤オリエさんがいつも「ダメなものはダメ」とバッサバッサと由香里さんに接しています。そのブレない姿に「オリエさんがすき」と言っていたそうです。

つまり、一貫した態度が必要なんじゃないかと思います。

その前に一貫した態度をとれるようにいつも子どもたちに接していなければならないことが前提なのかもしれませんけど。

何度もいいますが、寝屋川の事件、子どもたちが泊まるのを断った方々はそれはそれでいいと思っています。
でも、私みたいな判断もありではないでしょうか?


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