子供の健康・食事 生後0ヵ月~12ヵ月

赤ちゃんの予防接種は必要なの?必要性について考えてみた

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やや自然育児よりに育てた一人娘を持つ母ライターです。

それでも、ベネフィット/リスクのバランスから見て、すべての予防接種に反対したいとは思いません。



予防接種は必要なのか

書店の育児書コーナーで、「予防接種は不要」という趣旨の書籍などを見かけることもあると思います。

疑問に思われる方も多いでしょうから、必要であるという主張をメインにまとめてみました。

ただし、アレルギーをはじめとする健康上の理由がある場合はこのかぎりではありません。

必要なこれだけの理由

予防接種が必要だと思われる理由をあげていきましょう。

予防接種の主な効果は、予防、症状を軽くすることで、予防することは感染症の拡大やパンデミックの防止でもあります。

感染症の予防

予防接種の一番の目的です。

無毒化または弱毒化した病原体を体内に取り入れることで免疫を獲得し、感染症にかかりにくい身体にします。

症状の軽減・緩和

インフルエンザ予防接種を受けることで、その症状を軽減・緩和する事ができます。

これで、もしインフルエンザに感染したとしても、合併症や死に至る重篤な症状から身を守ることができます。

公衆衛生の維持

多くの人々が予防接種を受け、感染症を予防しあうことで、社会全体の感染症予防となります。

これで、感染症の拡大や流行、流行が広範囲で爆発的な状態のパンデミックが起こることを防いでいるのです。

目指すのは撲滅

社会全体で予防の輪を広げ、感染症の撲滅を目指します。

ちなみに、完全に撲滅することができた感染症は天然痘のみ。

日本最後の天然痘感染者はタレントの中島知子さんなんだそうです。

社会参加

このように、予防接種を受けることは公衆衛生の維持につながるため、社会参加の際には確認があります。

たとえば、赤ちゃんが大きくなって幼稚園や小学校へ入る際に健康調査票を提出することがありますが、場合によっては予防接種の未接種が不利に働くこともあるかもしれません。

女の子の場合、将来妊娠した際に抗体検査があります。

国際化

留学などで海外に渡航する際、予防接種を受けている必要があることもあります。

移民や難民など、さまざまな地域からの人口流入により、未発生だった感染症の流行がおこった国もあります。

国際化が進んで世界が広がれば、それだけ予防接種の重要性が増すのです。



予防接種否定派の意見へ、意見させていただきます

予防接種を否定する意見もあります。

主に、効果に懐疑的であること、安全性への疑問があること、経済の面などから、予防接種を不要とするものです。

しかし、できたらちょっと考え直してみてください。

インフルエンザ予防接種は効果がない→WHOは効果的と発表

主にインフルエンザ予防接種においてその効果に懐疑的な意見が多いようです。

しかし、論拠とされる「WHOはインフルエンザ予防接種に効果がないと公式に発表した」という点については、こちらを読めばWHOが効果を認めていることがわかるかと思います。


「Influenza vaccination is the most effective way to prevent infection.」

インフルエンザワクチン接種(Influenza vaccination)は感染の妨げに最も効果的な方法です。

「The most effective way to prevent the disease and/or severe outcomes from the illness is vaccination. Safe and effective vaccines are available and have been used for more than 60 years.」

病気と重篤な結果を防ぐ最も効果的な方法はワクチン接種です。
安全で効果的なワクチンは60年以上前から使用され続けています。

WHO公式ホームページより抜粋


積極的に感染し、自然に免疫を獲得すべき→ハイリスク

免疫獲得のために、感染者にウイルスをもらうための「パーティー」が問題になりました。

確かにかつてはおたふく風邪(ムンプス)などは子供のうちにかかっておいた方が良いという考えもあったそうです。

しかし近年、おたふく風邪が原因でおこる合併症・ムンプス難聴の発生率がこれまで予想されていた10倍もの確率であること、ほとんどが治癒しないものであることがわかってきました。

おたふく風邪をはじめ多くの感染症におこる髄膜炎などの合併症も深刻な結果を招くものです。

自然感染による免疫獲得は危険すぎます。

副作用があり危険→副反応より合併症のほうが高発生率

確かに予防接種は弱毒化したとはいえ、体内に病原体を取り込むことにかわりはなく、副作用の可能性があります。

では、先ほどのおたふく風邪を例に考えてみましょう。

【おたふく風邪の深刻な合併症である無菌性髄膜炎の発生率】
おたふく風邪単体の予防接種による副反応・・・2,000~2,500人に1人
おたふく風邪の自然感染による合併症・・・約80人に1人
(国立感染症研究所)

ちなみに、おたふく風邪の自然感染によるムンプス難聴の発生率は1/1000、副反応と見られるムンプス難聴発生率は1/95万でした。

副反応も恐ろしいかもしれません。
しかし、未接種による自然感染でより高い確率で深刻な合併症が起こることを考えたら、それはさらに恐ろしいと思いませんか。

危険な添加物が入っていると→フリーのワクチンもあります

ワクチンの添加物であるチメロサールを問題になさるお母様もいらっしゃいます。
自閉症との関係が疑われている成分です。

いずれもワクチンを安定させる為に入っていますが、近年はチメロサールフリーのワクチンを作っているメーカーもありますので、お医者様に聞いてみるとよろしいかと思います。

ただし、注射器にどれほどの液体が入っており、どれほどの添加物があって、どれくらいが体内に残留/排出されるのか。

感染症と合併症、あるいは排出もされるであろうごく微量の添加物。

どちらをヘッジするかです。

陰謀論→医療費負担は?

予防接種を広範囲で行わせることで、国家と製薬会社が潤っているという説もあります。

前述のおたふく風邪の例をもう一度確認していただいて、もし、おたふく風邪が感染拡大し多くの合併症が発生した場合の医療費負担はどうなるのでしょうか。

むしろ、そういった支出を防ぐために予防接種を推奨していると考える方が自然なのかなと思いますが、計算していませんし、その能力もないので想像だけにしておきます。

世界的に見て日本は慎重派で安全である

世界ではまだ予防接種が必要な国があります。

そういった国々とあなたのお子様は一生無関係でしょうか。

ワクチンの質についても日本製は非常に安全性が高く高品質です。
成分も慎重です。
接種本数も、厳選されているのか少な目です。

日本国内で予防接種を受けるというのは、そんなにハイリスクなことではないように思えます。

社会の維持のために受けてほしい

予防接種を受けなくても生きていられる幸福な国・日本。

もちろん、栄養状態や衛生状態が良いからということもあるでしょう。

けれど、この安全な社会はひとりひとりによって維持されているものです。

あなたが予防接種を受けることで、あなたの隣人を感染症から守ることができます。

この安全な社会をお子様にも伝えてあげてほしいと願っています。


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