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胎児の体重増えない… 原因は?リスクは?改善方法は?

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妊婦になって毎月毎週のように産科に通い、お医者さんから言われる言葉に一喜一憂。
特に胎児の低体重に関しては心配される方も多いですよね。



そもそも体重の目安はどれくらいなのか?(週数別)

体重が増えない。というのは健康な胎児と比べて体重が増えていないという事になると思います。

では、体重の目安はどれくらいなのか?

下の図は一般的な胎児の成長曲線のグラフです。ご参考になさってください。

taijikyokusen

jsog.or.jp

上記のグラフに二本の曲線があると思いますが、この2本の間に正常な体重で生まれる児の約 95.4%はこの上下二本の曲線の間にはいります。

出典:推定胎児体重と胎児発育曲線より

なぜ、体重が増えないのか?

臍帯に何らかの原因がある場合

臍帯(さいたい)とは、へその緒のことです。

例えば、臍帯の血流が悪い、また、臍帯が細い、臍帯が胎児の首や体に巻き付いている、といったことが低体重の原因に挙げられます。

血流が良くないというのに関しては、妊婦が横になってリラックスすれば改善されることもあります。一度、家事や仕事から解放されてゆっくりしてみてはどうでしょう。胎児のためでもあります。

臍帯が細い場合、また、胎児に臍帯が巻き付いている場合はどうしようもないと思われます。
程度にもよりますが、正期産(妊娠37週0日~41週6日の間に出産すること)かそれに近い時期であれば、生まれてからの母乳やミルクで普通に成長します。

臍帯が胎児に巻き付いてしまうのはどの妊婦さんにも起こりうることであり、原因ははっきりとは分かりません。

また、子宮内で絡まっている臍帯を外部からどうにかしようとすることは無理です。しかし、巻き付いた臍帯が胎児に呼吸困難などの悪影響を及ぼす確率は極めてまれで、あまり神経質にならない方がいいかもしれません。

妊婦さん自身が心配するあまり、そのストレスが胎児に影響するほうが良くないと思われます。



胎盤に何らかの原因がある場合

胎盤が小さい、または胎盤が壊死(えし)しているという場合も考えられます。
これに関しても上と似たような対処法です。妊娠中に胎盤を大きくしようとしても無理です。
壊死に関してですが、次にもありますが、喫煙が原因で酸素不足、血流不足になり壊死してしまうこともあります。

過度なダイエットや喫煙、飲酒

妊婦が十分食べていない、という事例です。例えば妊娠しているにもかかわらず、過度のダイエットをしている、などです。また、妊婦が喫煙、多量の飲酒をしているということも原因の一つです。
この二つはもうお分かりですよね。
なんでも過度は禁物です。妊婦さん自身にもよくないことですので、過度なダイエットや喫煙などは控えましょう。喫煙に関しては、胎盤の成長も妨げるため特にすぐにやめるべきと考えられます。今、おなかの赤ちゃんを守ってあげられるのは妊婦さん自身しかいないんですから。

妊婦さん自身が小柄、または生まれたときとても小さかった。

これはどうしてもこういう傾向があるようです。もちろんすべての人が、というわけではないですが。でもご自身が立派に妊婦さんとして今存在されるのですから、きっとおなかのあかちゃんも立派に大人になってくれます。

妊婦が妊娠高血圧症候群である。

かつて妊娠中毒症といわれていた病気です。
原因はまだ解明されていませんが、妊婦さんがもともと高血圧である、肥満であるなど色々考えられています。妊娠初期の胎盤が形成される時期におそらく形成の仕方に異常があり、胎盤の血流が低くなることもあります。それもなぜそうなるか、また予防法は不明です。

普段から、むくみがないか、高血圧になっていないか、など、お医者さんは診察の時に兆候を大変気にしている病気でもあります。なぜならこれは妊婦を死に至らしめる病気でもあるからです。

普段からバランスのとれた食事を心がけ、塩分を減らすことは1つの予防になります。

生まれた後は?低出生体重児のリスクとは?

未熟児というの?

かつて2500グラム未満で生まれた赤ちゃんのことを総称して未熟児と呼んでいました。

しかし今では同じ2500グラムで生まれても呼吸器官などの発達が十分な成熟している赤ちゃん(要するに体重が軽いだけの赤ちゃん)もいれば、機能が未発達な赤ちゃんもいます。

それで未熟児という一括りの呼称をやめ、生まれる体重によって低出生体重児(2500グラム未満)、極低出生体重児(1500グラム未満)、超低出生体重児(1000グラム)と呼び分けています。

そういうわけで、一概にすべての低出生体重児が未発達とは言い切れません。

リスクは?

在胎週数にもよりますが、やはり28週以下で生まれた超低出生体重の子供は機能に未発達な部分があるようです。出産後にNICUに入り様子をみていくことになります。感染症や合併症のリスクもありますし、知能、精神などの機能的に障がいのリスクも考えられます。

実は、推定体重には誤差がある?

お医者さんはエコーの画像で骨の長さや頭の大きさなどから推定体重を計算しています。
ばっちり当たる場合もありますが、たいていの場合、200グラムから300グラムの誤差はでるようです。ですから、あまり、病院で言われた数字を信じて悩まない方がいいかもしれません。
もし本当に胎児に何らかの異常があれば、先生は言って下さるはずです。

ちなみに私の場合は、3000グラムくらいかな、と先生から言われていた子は2700グラムくらいだったこともあれば、3100グラムだったこともあります。しかし2700グラムの子も産まれてからの成長曲線がむしろ3100グラムの子より激しく伸びて、1歳健診では、世の中の平均身長より高い子になりました。

妊婦生活は色々な悩みを一人で抱えてしまいがちですが、どうぞ、できる形で悩みをはきだして、不安を取りのぞいて、すっきりストレスのない日々を送って下さい。


トップ画像出典: latterdaycommentary.files.wordpress.com

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