家族の実話エピソード

子どもと私の新生活を応援してくれた、我が家の猫

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夫と別居して、実家に帰ってきたのはちょうど3年前でした。

離婚したくて家庭裁判所で調停をしたものの、夫が断固拒否。

このままでは私自身がダメになってしまう、子どもたちが壊れてしまう…と
せっぱつまって子供を連れて家を出て、実家に帰ってきたのでした。

夫と離れ、実家に戻ってきてホッとしたけれど、
上の子は小学校を転校。
下の子は保育園から幼稚園へ。
私は新しい仕事を探さなくてはならず、不安もいっぱいでした。

環境が急に変わりすぎて、
子どもたちも私もついていけないのが正直なところでした。

そんな時に、慣れない環境を見守ってくれたのは我が家のネコ。
生まれて半年ぐらいで実家にもらわれてきた
やんちゃなキジトラのネコ。

息子は、本当は慣れた小学校を引っ越したくなくて
友達とも別れたくない気持ちのまま
今の新しい学校に引っ越してきたのでした。

それでも、あまり何も言わずに新しい小学校に通い始めたものの
おとなしめの性格のせいか、
入ってしばらくしても友達ができませんでした。

毎朝、ランドセルを背負ってから出発する前に
「…学校に行かなくちゃだめ?」
と聞いてくる息子。

「そうだねぇ…まあ、行っておいで。」
と、つらい気持ちを表に出さないようにして
なるべく明るく送り出すのが私の日課になりはじめた頃

玄関を出る子どもと一緒に
ネコが子どもについていくようになりました。

玄関で靴を履く息子を
ちょっとだけ待って
一緒に外に出て行きます。

子どもと一緒に道路を歩いて
時にはちょっと追いかけっこをしながら
500mぐらい一緒に学校に行くのです。

途中からネコはどこかに行ってしまうのだけれど
子どもはネコと一緒に歩くのが楽しくて
行きたくない学校に、出発するのでした。

そんな日が何日も続いたころ
子どものクラスで席替えがあり
隣の子と、そして周りの子と、いつの間にか友達になっていました。

ネコは相変わらず家でゴロゴロしたり
外で駆け回ったりしてマイペース。

でも、子どもが学校の支度をすると
机の上に上がってその様子を見にきます。

下の子が大声で泣くと
外で遊んでいたネコが、走ってうちに帰ってきて
オロオロしながら娘のまわりを歩き回ります。

ニャーしか言えないのに
子どもの周りにいつもいて
大事な時にはちゃんとやさしくしてくれるネコ。

時にはじゃれて、噛みついたり
慌てて走ってきて、木の枝から足をすべらせて笑わせたり。
なんだか子どもと私をたくさん笑わせてくれるネコ。

最近は、息子の朝のお見送りをいつのまにかしなくなりました。

でも、子どもが呼ぶと、鈴をチリチリ鳴らしながら
嬉しそうに帰ってくるネコのおかげで
ゆっくりだけれど、
私も子どもも、少しずつ今の生活に慣れてきたような気がします。


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トップ画像出典: theendinmind.net

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