こんにちは!
小学2年生と中学1年生の子供を育てているママライターです。
仕事をしながら子育てをしていくなかで、私が他人や身内から言われた言葉で、一番傷ついたのは「子供がかわいそう」というものでした。
悪気があって言われたことではないですが、言われた瞬間、目の前が真っ暗になった気持ちでした。
そんな言葉一つで、子育てを難しい…と感じてしまう瞬間ってありますよね。
子育てってなんのため
子供が生まれてからは、うれしい時も、そうでない時も、24時間子育てをすることになりますね。
そんな中で、ママとしてはとにかく子どもが無事で大きくなるために、毎日を過ごすことになります。
自分の成長のためでもあり、家族の幸せのためでもありますが、なんといっても子ども自身のために頑張っているというのが本音ですよね。
だからこそ、他人からの言葉に傷ついてしまう場面も多くあります。
「子供がかわいそう」
私の場合には、姑が悪気ではなく言った「子供がかわいそうね。」という言葉がとてもショックでした。
姑はとても良い人ですが、孫には甘くて、すぐになんでも買ってくれるので、事前に「もうこれ以上買わないでくださいね。」とお願いをしていたのでした。
そんな時に、「これほしい!」と子どもが言ったので
「さっき買ってもらったから、もうダメでしょ。」と言うと、
「そうなの?子供がかわいそうね。」と一言。
何の気なしに言った言葉ですが、子どもに我慢をさせるのは悪いことなの?!と、なんだかショックを受けたのでした。
発する側と受け取る側は気持ちが違う
他の場面でも、姑は割と「子供がかわいそう」という言葉をよく使いました。
私が働きに出るので預けると、
「今日はママがいないから、かわいそうね。」
と言われると、私は子供をかわいそうな目に合わせる母親なのだろうか…と落ち込んでしまうのです。
子供のためにと思っているからこそ、よけいに過敏にその言葉に反応してしまったのでしょうね。
姑は特に悪気があって発しているわけではないことはわかるので、私も考えすぎないようにしよう、と思ってやり過ごしましたが、やっぱりかわいそうと言われるのは今でも好きではありません。
同情されるのはうれしくない
「かわいそう」という言葉には、その子が不幸だという風に聞こえます。
何か不自由があるのだという風に聞こえるので、きっと私が子供を不幸にしたままにしている、と言われているようで嫌だったのでしょうね。
言われると傷つく言葉って…?
その言葉自体はごく普通に発せられていても、妊娠・出産にかかわる事柄で、周りから言われた言葉って、意外と深く傷つくことって多いですよね。
そんな傷つく言葉をいくつか見てみましょう。
「おっぱい足りてるの?」
私は上の子を育てている時に、母乳が足りているのかすごく不安だった時期がありました。
子供の体重がなかなか増えない時期があったので、「おっぱい足りてるの?」という言葉を他の人に言われたら、ものすごくショックだろうなと思いますね。
実際にネット上でも、この言葉に傷ついたという人の意見が多くみられます。
母乳はちょっとしたストレスで出なくなったり、出てもおっぱいが痛かったり傷ついたりすることも多いので、周りがどうこう言うことじゃないですね。
明らかに赤ちゃんの体重が減っているのであれば、病院で指摘されることですし、周りから言うのはデリカシーがないですよね。
「ずっと家にいられていいね、楽だね」
子育てをしていると、友人や夫から「ずっと家にいられるから楽だよね」と言われてしまうことがあります。
しかし、実際には子供が新生児の時期などは、毎日満足に眠れなかったり、それでも家事をやろうとして疲れていたりすることも多いものです。
そんな時に、家に居られていいね、と言われるのは本当に傷つきますね。
同じように、仕事してなくて楽だね、というような発言も傷つく言葉です。
自分が大変な時には、ついつい相手は楽でいいなぁと言ってしまいますが、言われる相手もそれぞれに大変な事情を抱えているのを考える想像力が必要です。
子育てって難しいと思う言葉
子育てをしている中で、心無い言葉やデリカシーのない言葉を浴びせられると、ガックリしてしまうことが多いものです。
そうでなくても、子育てをしているママは精神的にナーバスになっていることも多いのです。
あまり神経質になりすぎるのも困りますが、思いやりのない言葉を使うのはやめましょう。
中でも、子育てについて批判するような言葉は、ママがウツになってしまったり、精神的に折れてしまうことも多いもの。
育児については周りから意見するのはおススメしません。
「子供がこうなのは育て方のせいだね」
育児の様子を第三者の目で見ていると、気になることはあります。
けれども、他人の育児のやり方をすぐに批判したり、口にするのは良いことではないと思います。
また、子供の様子を見て「ここはママの育て方のせいだね」という言い方をされるのもとても嫌なものです。
子供が反抗的、返事をしない、片付けをしない、などママも気にしていることや注意をしていることもあるのです。
完璧な子供はいないのですから、悪いところを取り上げてママのせい、とされるのはやはり嫌な言葉です。
子供のことを批判されるのはつらい
ママも一生懸命子育てをしています。
けれども人間ですから足りないことも多いのです。
だからこそ周りからの協力も必要で、一緒に子育てをしてくれる家族が大事なのです。
身内が客観的にやたら批判したり、子供の批判をママに、ママの批判を子供にぶつけるのは嫌なものですよね。
単純ですが、言われたら嫌なことは言わない、という周りの配慮があれば、子育てはもっと楽しくなると思いますよね。