子供の教育・成長・遊び

世代を越えて愛されるかこさとしさんの名作絵本紹介

お気に入りリスト

会員登録するとお気に入りリストが作れます

Loading

会員登録をするとお気に入りができます

0

「だるまちゃん」シリーズが好きな母ライターです。

「からすのパンやさん」が好きな娘がいます。



二代?三代?四代!

親子二代でかこさとしさんの絵本のファンです。

私の実母もかこさとしさんの絵本を選んで買っていたということなので三代。

と思ったら、祖父も私に買い与えるのに

かこさとしさんの絵本を好んでいたので、

なんと四代にもわたります。

世代をこえる魅力

世代をこえて愛されるかこさとしさんの絵本。

どうしてこんなに魅力的なのでしょうか。

ごちゃごちゃの群衆

かこさとしさんの作品のひとつの特徴に、

見開きいっぱいに描かれた人々や物、道具のごちゃごちゃ感があります。

それらはひとつひとつ、詳細にいきいきと描かれており、時にコミカルです。

そして、その様子にこどもは心をひきつけられます。

文字の読めないこどもでも、

お気に入りの場面をいつまでもじっと眺めていることもあります。

自分のお気に入りや分身をその中に見いだしたり、

新しい物語がそこから生まれることもあります。

「からすのパンやさん」にも、

たくさんの美味しそうなパンや、個性的なからすの群れが登場します。

パンを求めて森中から集まってきたからすの大群は、

後書きによると、かこさんが当時観たモイセーエフの舞台から

インスピレーションを受け、からす一羽、一羽に表情を持たせた

群像劇として描きたかったのだそうです。

1967年初版の「だるまちゃんとてんぐちゃん」に

すでにごちゃごちゃした道具類、

1970年初版の「とこちゃんはどこ」(松岡享子作)に群衆が

登場しているので、もともとの持ち味ではありますが、

意識的に描かれたからすの大群は確かに、特に魅力的です。



こども視点の遊び

かこさんは、こどもの遊びに造詣があり

「伝承遊び考」などの著書もあります。

また、大学在学中から児童向けの演劇活動をし、

卒業後は研究所につとめながらセツルメント運動、人形劇に参加。

おおくのこどもたちと、その遊びに関わってきました。

そのためか、かこさんの絵本にはこどもがいかにも思いつきそうな、

楽しい遊びの提案がいっぱいです。

それも、特別なおもちゃが必要のない遊びです。

「だるまちゃんとうさぎちゃん」には、多くの遊びが登場します。

変わり雪だるま。

雪うさぎ二種。

お皿やお匙で形作り。

新聞紙で帽子。

お家遊びの参考にもなりそうです。

「だるまちゃんとだいこくちゃん」にも、

工作するだるまちゃんが登場します。

「だるまちゃんとてんぐちゃん」でもそうですが、

だるまちゃんは欲しい物は工夫して作ってみます。

何でもすぐに手に入る現在、この気持ちを忘れてはいけないと思いますし、

工夫を楽しむだるまちゃんを見て、

工夫こそが楽しい遊びなのだと思わせられます。

かがくの目

かこさんは、東京大学工学部応用化学科で学ばれた

工学博士であり技術士でもあります。

そのため、デビュー作の「だむのおじさんたち」をはじめ

理系絵本も数多く描かれており、

どれもこどもの好奇心を存分に刺激してくれます。

自然科学そのものが素晴らしい物語であることに気づかされる面白さです。

「かわ」「地球」「地下鉄のできるまで」。

どれも古い作品ですが、大人にも読ませる力のある内容です。

幅広いジャンル

上記の「だるまちゃん」シリーズ、科学絵本の他、

「ことばのべんきょう」シリーズのような学習絵本、

「マトリョーシカちゃん」のような民話絵本まで、

幅広いジャンルを手がけられています。

いろんな内容をかこさん流で楽しめるのも、かこさんの絵本の魅力です。

いまだに現役

いちばんの魅力はいまだに現役であること。

「からすのパンやさん」「どろぼう学校」は、

それぞれ長い年月を経て続編が登場。

決して過去の作家ではなく、今も名作を生み出し続けてくれているのです。

おわりに

世代をこえて愛される絵本ということで、

かこさとしさんの絵本の魅力を紹介してみました。

どれもお子様と一緒に、お母様にも楽しんでいただきたい絵本です。


お気に入りリスト

会員登録するとお気に入りリストが作れます

Loading

会員登録をするとお気に入りができます

0

このママの記事が参考になったらイイネしてね!
最新記事をお届けします