こんにちは。結婚8年目で、5歳の娘を持つママライターです。
出産後、母乳や体系戻しのほかによく聞く悩みのひとつは、「夫婦仲が変わった」という意見です。「旦那が嫌いになった」「夫の言動にイライラしてしまう」「気持ち悪い…」など。
最初、私も半信半疑でしたが、子どもが生まれてから夫に対する気持ちが急に変化してしまいました。
ママになる前には夫のことを嫌いなんて思ったこともなく、どちらかというとラブラブで夫婦仲はいい方でしたが、まさか自分のなかにもこのような変化があるとは思いませんでした。
ひどいときには、あまり近寄ってほしくないし、触られるのも嫌に感じました。
どうしてこのように変わったでしょう。もう昔のように仲良し夫婦に戻れないのかしらと何度も何度も不安に感じました。
しかし、育児のことも徐々に落ち着いてきて、産後女性ホルモンについて調べたところ、こういう気持ちの変化にはちゃんと理由があるのです。
旦那が嫌いになるのはホルモンのせいだった!
出産後、母体から母乳が分泌され、プロラクチンというホルモンが大量に分泌されます。
プロラクチンは母性本能を促進し、子育てモードに切り替えてくれる作用があります。このホルモンバランスの変化で、しばらく次の妊娠をストップさせるため、異性(夫)に対して興味をなくしたわけです。
ママは24時間体制で育児しなければなりません。そのうえに、精神的にデリケートになっていき、パパの無頓着な行動や一言に傷つけてしまうこともあるでしょう。
一方、父親の自覚はまだないので、育児に具体的にどう協力すればいいのか戸惑うパパも多いでしょう。その育児に対する温度差で夫に対してさらに嫌悪を感じてしまいます。
ホルモンアンバランスによるこの気持ちの変化を解決しないままにすると、夫婦の間に溝ができ、不倫や浮気、離婚にまで至る場合もあるので、夫婦で話し合って解決しましょう。
では、どうすれば夫婦円満に戻れるのでしょうか。その克服方法を紹介したいと思います。
産後でも夫婦円満になれるポイント
それでは早速、産後でも夫婦円満になれる為のポイントをご紹介していきます。
最初が肝心です!夫婦2人で育児を乗り切りましょう。
今でも里帰り出産を決める妊婦が多いようですが、お産から夫婦2人で協力しあってみましょう。
夫婦お互いの気持ちを思いやるようにして、産後の一番大変な時期をともに乗り切りましょう。育児の大変さをより近く感じて、早いうちに父親の自覚がうまれてくるでしょう。
お互いにママ一年生、パパに一年生になったので、わからないことや頼みたいこと、何をしてほしいのか言葉ではっきりと伝えてみましょう。
子どもが生まれても、パパは今まで通りの仕事があるため、基本的にパパの育児参加をあまり期待しない方がいいでしょう。
ときにパパが育児に協力してくれるなら、ボーナス!だと思いましょう。お互いに励まし言葉や「ありがとう」を伝えましょう。
◎適度にパパに預けてもらって休みをとります。
パパの育児参加が多ければ多いほど、夫婦は仲良くいられるといわれています。
子育てはママの仕事だと思わないで、適度に夫や一時保育など利用して預けましょう。
たまにはがんばった自分にご褒美してもいいでしょう。ママが気持ち的に余裕があれば、旦那に対するイライラと嫌悪感が自然に減るのです。
◎友達やママ友と話してストレス発散しましょう。
育児中、ストレスがたまりやすいので、自分にあった発散法をみつけましょう。
友達やママ友におしゃべりして話を聞いてもらいましょう。夫以外の人に話をするだけで、たいぶ気持ちは落ち着いてきます。
ぜひ、夫にこのホルモンバランスの変化のことを理解してもらい、お互いに思いやって夫婦2人で乗り越えましょう。
時期を過ぎれば、また昔のように仲良しになれるでしょう。