子供の健康・食事 生後0ヵ月~12ヵ月

赤ちゃんの牛乳アレルギーは治る?症状の特徴と対策

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軽い牛乳アレルギーがある娘を持つ母ライターです。

私は牛乳が大好きなので、こっそり飲んでいます。



結論:治りません

まずは結論から。治りません。

できること

後述しますが、アレルギーは治るとかそういう類のものではないのだそうです。

むしろ、アレルギーの原因物質であるアレゲンの摂取を避ける除去などの対処が重要です。

3~6歳頃には治ると言われ、実際に症状が治まることもあります。

耐性獲得と言うそうです。

おそらくは消化器官が整ったり、

体力がつくことから耐性獲得がもたらされると考えられています。

耐性獲得をめざして、専門の医師の監督下での経口免疫療法もありますが、

まだ確立されたものとはいえず、リスクの高い方法です。

耐性獲得しても、摂取できる量にかなり限りがあることもあります。

成長してもアレルギーが治まらないこともあれば、

治まったものが再開したり、新たに現れたりすることもあります。

アレルギーは治らないものかもしれません。

けれど、対処はできますし、耐性獲得は出来るかもしれません。

第三者は黙って見てろ!

乱暴になってしまいますが、言わせてください。

「第三者は黙って見てろ!」(スティーブン・セガールの顔で)

食べさせれば免疫ついて治るとか、荒療治だとか、ちょっとなら平気とか言って食べさせようとする第三者がいると聞きます。

あなたがもしそうなら、絶対にいますぐ止めてください。

アレルギーのこどもにとっては、毒林檎を突きつけられているようなものなのですから。

牛乳アレルギー

娘は乳製品を摂取すると湿疹が出て、皮膚が腫れます。

あくまで娘のケースと、娘の通っていた大学病院の特定の先生の見解ですが、

経緯をまとめてみます。

発見

発見は二歳。

遅い離乳を完了し、食べるものを増やしていた頃。

試しに与えた乳製品がヒットしました。

その後、かかりつけになった大学病院で血液検査をすると、

結構な数値の結果が出ました。

血液検査

しかしこの血液検査が曲者です。

アレルギー検査は、パッチテストと血液検査が良く知られています。

我が家が受けたのは一度に多くの品目が確認できる血液検査でした。

娘の場合は指針となる数字が得られて有効といえましたが、

最近ではigg抗体を根拠とした血液検査は否定されています。

また、かなり強い自覚症状があっても血液検査の結果には現れないことさえあるのです。

カリスマ先生

娘の通っていた大学病院にはカリスマ先生がいました。

その先生でさえ「アレルギーなんて本当はよくわかっていない、

通院や治療には意味がない」というほどアレルギーとは正体のわからないものなのだそうです。

なので、治るという概念がないのだと言われていて、

それでも娘のためにと通い続けたのでした。

アレルギーへの対処

正体のわからないアレルギー。

とにかく「避けまくること」が唯一の対策でした。

つまり除去です。

食事制限

乳製品の入らない除去食を用意することになります。

我が家の場合、牛乳を除去ということで、

自然と和食中心のメニューに。

カルシウムの摂取に不安があったため、お魚メニューを増やし、

しらすや納豆をよく食べました。

それでも、豆乳を代用品とした生クリームや、

お豆腐レシピなどを利用してお菓子づくりを楽しんだりすることは忘れないようにしました。

除去食は、パルシステムのアレルギーカタログが便利ですよ。

幼稚園は

幼稚園の入園説明会では、アレルギーについて相談させていただき対応をみました。

付属の小学校も視野に入れ、小学校のアレルギー対応についても念のため調べておきました。

幼稚園では個人の調査票のほか、専用の用紙があったと記憶しています。

行事の度に細かい確認もありました。

幼稚園によって対応には開きがあるようですので、よく調査することをおすすめします。

小学校は

小学校はお弁当の私学です。

娘のお友達にも、アレルギーのためにお弁当の学校を希望したという子がいます。

行事の度に確認と、行事の食事に使う材料の内容公開があります。

子供自身にも告知させる

こども自身にもアレルギーについて説明し、なにが食べられないのか、

どうしていけないのか、周囲に説明できるようにしておきました。

特に、貰ったものをその場で食べない(必ず親が確認する)ことは注意して聞かせました。



現在の娘

なにがどうなったのか不明ですが、現在は落ち着いていて一部の乳製品は食べることが出来ます。

通院も中止しています。しかし、特定の乳製品はやっぱりだめです。

疲れたりすると症状が出ることもあります。

大丈夫なはずなものがだめな日もあります。本当に難しいものです。

とはいえ、アレルギーそのものに本人も家族も慣れており、

こういうものだと思って生活しています。

重症ケースも、周囲は理解を

ごく身近にはアレルギーによる「アナフィラキシーショック」で死線を彷徨ったお友達もいます。

アナフィラキシーショックとは

アレルギーの原因物質を摂取したことにより、

過剰な免疫反応が起きること。

体内の器官(時に一度に複数の器官)が影響を受け、

体調が急激に変化し、命に関わることもあります。

アナフィラキシーショックは、驚くほど短時間で症状がすすみます。

そのため、エピペン携行薬などありますが、

重症の場合は一秒でも早い医療機関での対処が必要です。

ICUへ

お友達は誤って配られたおやつを食べ、

アナフィラキシーショックで救急搬送、ICUへ。

救急車が到着した時点では呼吸が止まっていたそうです。

一時期はかなり危ない状態にもなったということでしたが、無事回復。

今は無事に志望校に進学し、楽しく通ってらっしゃいます。

いつもいつも、エピペンの入ったポシェットを下げた姿が忘れられません。

本当に可愛らしい、小さなこどもがこうした経験をしているのです。

悲しい挨拶

こんなお友達もいました。新学期の保護者同士の挨拶。

みんなが明るく、時にユーモアのある挨拶をする中、

「こどものアレルギーのせいで今まで周囲に迷惑をかけてきた。

これからきっと迷惑をかけることになる。

先に謝らせてほしい」というような内容の挨拶をされたお母様がいらっしゃいました。

これまでのご苦労が忍ばれる、悲しみのこもった挨拶でした。

ご理解をお願いいたします

多くのこどもとお母様が、命の危険と周囲の無理解に日々苦しんでいます。

それでもアレルギーを軽く考える人がまだ多いのが現実。

また、無知ゆえに善意であっても恐ろしい押しつけをしてくる人もいます。

これを読んだ皆様にはぜひご理解いただいて、

できたら周囲に伝えてくださるとうれしく思います。


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