妊娠初期

妊娠初期に注意したいビタミンA。過剰摂取はリスクが3倍ってほんと?

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妊娠初期のビタミンAの摂取には注意が必要です。

気をつけるべきは動物性のビタミンAであり、レバーやうなぎは妊娠三ヶ月までの期間は気をつけて。そして、もっとも注意すべきは、医薬品やサプリメント由来のビタミンAです。

もっと詳しく見ていきましょう。



妊娠初期にビタミンAを過剰摂取するとどうなるの?

妊娠初期のビタミンAの摂取には注意が必要だと言われるのはどうしてなのでしょうか?

それは、先天異常の原因となる可能性があるとされているからなのです。

妊娠初期のビタミンAを過剰摂取すると、排出されにくいために体内に蓄積され、それが胎児にも吸収されることで、水頭症、口蓋裂(こうがいれつ)などの異常を引き起こします。

注意すべき期間は、妊娠初期から妊娠三ヶ月まで特に気をつけるべきだと言われています。

そもそもビタミンAとはどんなビタミンなのか

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https://pixabay.com

ビタミンAは、脂溶性のビタミンのひとつで、ビタミンAの中にも2種類あり、

レチノール・レチナール・レチノイン酸のビタミンA1系

3-デヒドロレチノールのビタミンA2系

があります。

そして人間の血液中のビタミンAのほとんどはレチノールです。レチノールのみのことをビタミンAと呼ぶこともあります。

レチノールは、動物性食品に含まれるレチノル脂肪酸が体内で変換されたもの。変換されたレチノールはさらにレチナールやレチノイン酸へと変化して作用します。

妊娠初期に「注意必要なビタミンA」と「注意不要なビタミンA」

注意すべきは動物性食品に含まれるビタミンA

動物性食品から摂取されるビタミンA(レチノール)は脂溶性。つまり水には溶けにくい性質を持っています。

そのため、不要分も排尿によって体外へ排出されず、必要以上に摂りすぎると肝臓に蓄積されてしまいます。これが害を及ぼすことになるのです。

注意不要なのはβ-カロテン

植物性のビタミンAとして紹介されることの多いβ-カロテン。体内で変換されてビタミンAとなるプロビタミンAのひとつです。

必要量のみが変換されるため、過剰摂取の心配はほとんどないとされています。



妊娠初期のビタミンAの過剰量!具体的な数字の目安とは?

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https://pixabay.com

アメリカでされた研究によると、妊娠12週までのビタミンA摂取量が一日15000IU以上の妊婦と摂取量5000IU未満の妊婦を比べた場合、前者の胎児奇形発生率はなんと3.5倍にもなるそうです。

一日あたり10000IUを超える量のビタミンAを摂取し続けてしまうと奇形発生リスクが増加するとされています。

厚生労働省によるガイドラインでは、妊婦のビタミンA必要量は一日2000IU、摂取の上限は5000IUとなっています。

※IUとは…ビタミンの量を表す単位でビタミンAの場合は1IUは0.3μg(マイクログラム)となります。μgは1mgの1000分の1。つまり1μg=0.001mgとなります。

例えば、この食品をこれくらい食べると危険

5000IUつまり、1500μg(1.5mg)。そう言われても、果たしていったいどれくらいの量なのでしょうか。

ビタミンAを多く含む食品中と含有量をまとめてみたので、メニューの参考になさってください。

  • 肝油 100g中に100000IU
  • 鶏レバー 10g中に4700IU
  • うなぎ蒲焼 100g中に5000IU
  • ほたるいか 50g中に3200IU

豚レバー、牛レバーにも多く含まれています。他にもビタミンA含有量の多い食品として、あなご、すじこ、卵、あゆがあります。

食品よりもサプリメント・医薬品に注意

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https://pixabay.com

妊娠初期のビタミンA過剰摂取のリスクの根拠となっている研究では、ビタミンAの三つの活性型のうち、どれによるものかは明らかにされていませんでした。

また、厚生労働省がビタミンAの過剰摂取について注意喚起している通知によると、その被害報告はサプリメント・医薬品によるものです。

また、動物性食品由来のレチノールでは問題がなかったという研究もあり、問題となるビタミンAは、サプリメントに主に使用されるビタミンAであるレチノイン酸なのではないかとも言われています。

連日、レバーやうなぎばかりを食べ続ける食生活も現実には考えにくいもの。むしろ食品よりもサプリメント・医薬品に注意すべきでしょう。

妊娠初期にビタミンAを5000IU投与することは薬局で禁忌になっている

妊娠三ヶ月以内または妊娠を希望する場合、一日あたり5000IU以上のビタミンAを投与することは禁じられています。例えば、夜盲症の治療薬であるチョコラは注意が必要であるとして、薬局では禁忌となっています。

サプリメントでは、思わぬものにビタミンAが添加されていることもあるので、必ず確認しましょう。

妊娠初期にビタミンAを全く取らなかったどうなる?

では、ビタミンAをまったく摂取しないという対策の仕方はどうなのでしょうか。ビタミンAには、胎児の遺伝子を制御したりや細胞分裂を促す働きがあるのでまったく摂らないのは問題です。

妊娠中でなくてもビタミンA欠乏症による夜盲症、味覚障害、ドライアイ、成長障害の他、爪・皮膚・粘膜への健康被害のリスクがありえます。

ビタミンAならβーカロチンを摂取しよう

サプリメント由来でも、動物性食品由来でも。過剰摂取でも、欠乏症でも。ビタミンAによるリスクを考慮するなら、緑黄色野菜に多く含まれているβーカロチンを摂ることをおすすめします。

バランスの良い食生活を

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https://morguefile.com

三ヶ月もの間、レバーパテとフォアグラと肝油ドロップとうざくを毎日大量に食べ続けることもなければ、人参を一本も食べずに過ごすこともないでしょう。

ビタミンAの過剰摂取は確かに注意が必要ですが、バランスの良い食事を心がけていればそんなに心配ばかりでもなさそうです。

心配事は妊婦さんには似合いません。良いマタニティライフを。


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トップ画像出典: https://pixabay.com

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