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寝る子はそだつは本当なのか?睡眠が子どもの成長に与える影響とは?

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ことわざで「寝る子は育つ」と言われてますが、これは本当なのでしょうか?

その疑問を解消すべく今回は睡眠が子供の成長に与える影響について詳しくご紹介します。



寝る子は身体が育つ

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https://pixabay.com

身長を伸ばすには睡眠が大切だと言います。その理由は睡眠中に分泌される2つのホルモンです。

成長ホルモン

一つ目は成長ホルモン。これは、骨や筋肉の細胞分裂を活発化し、代謝に働きかけるホルモンです。

そして、その名の通り、身長をはじめこどもの身体の成長に大きな働きをします。

この成長ホルモンが分泌されるのは副交感神経が活発化している時

副交感神経はリラックスしている時や睡眠中に活性化し、特に入眠から二時間前後の眠りが深い時に多く分泌されます。

そのため、育ち盛りの子供のためにも生活リズムを整えて、深い眠りにつける習慣づくりや環境づくりが大切です。

メラトニン

夜、部屋を暗くして眠っている間に分泌されるメラトニンというホルモンもあります。

このメラトニンは、こどもの「性成熟を抑える働き」があります。これがなぜこどもの身体の発達に影響するのでしょう?

実は思春期の訪れが遅いほうが最終的には身長が高い傾向にあるのです。

メラトニンの分泌は光により調整されます。夜中まで光の強いゲームやテレビを見せるとメラトニンの分泌が抑制され身体への成長にも影響します。

また、メラトニンは眠気を促す性質もあるため、不足すると不眠症になりやすく、これも成長に悪影響を及ぼします。

寝る子は頭が育つ!

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睡眠は脳や学習にも影響を与えます。

睡眠が長いと海馬が大きくなる

東北メディカル・メガバンク機構の瀧靖之教授の研究によると、睡眠が長いこどものほうが脳の大脳辺縁系の一部である海馬の体積が大きいのだそうです。

健康な5歳~18歳のこどもを対象に研究を行ったところ、平日の睡眠時間と海馬の体積は正比例しており、よく眠り十分な睡眠をとっているこどものほうが、そうでないこどもよりも大きな海馬を持っているという結果になりました。

睡眠時間の減少は、海馬の神経細胞の新生や分化を鈍らせてしまうのです。

海馬は大脳辺縁系の一部で記憶や空間学習能力を司る器官です。睡眠は海馬を大きくし、記憶や空間学習能力に良い影響を与えるのです。

眠りが記憶を整理する

パラマウントベッドの睡眠研究所によると、一日の中で覚えたことは、夜の睡眠で定着するのだそうです。

二種類の睡眠

さらに睡眠研究所は、記憶のためには二種類の睡眠をバランス良くとる必要があるともしています。

人間の記憶は感覚記憶・短期記憶・長期記憶があり、そのうち長期記憶は「宣言的記憶」と「非宣言的記憶(手続き記憶)」に分けられます。

「宣言的記憶」は意識的に言葉にできる知識や学習のような記憶で、これは眠りの深いノンレム睡眠により学習促進効果がアップします。

「非宣言的記憶(手続き記憶)」は言葉にはならないノウハウのような記憶で、眠りの浅いこれはレム睡眠で学習促進効果がアップします。

ノンレム睡眠とレム睡眠をバランス良くとるためには、大人で7時間以上。こどもはさらに長い睡眠が必要だということです。



寝る子は精神が育つ!

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こどもの精神を安定させる鍵も、睡眠にありました。

睡眠不足はネガティブのもと

睡眠不足はネガティブな気分になりやすくなるそうです。

国立精神・神経医療研究センターの三島和夫部長の研究より、睡眠不足の状態でネガティブな情動刺激を受けると左扁桃体の活動が増大し、不安・混乱が強まり、また抑うつも強くなりやすくなるということが分かりました。

この研究は大人に五日間の睡眠不足の状態で過ごしてもらい、ネガティブな表情とポジティブな表情を見せた時の脳の変化を調査したもの。

その結果、睡眠不足で生じる不安や抑うつの神経基盤が明らかにされました。

ポジティブな表情では左扁桃体の変化が無かったことから、ネガティブな情動刺激にだけ反応しやすくなることも分かりました。

五日間という短期間であっても睡眠不足は脳の扁桃体の活動を強めてしまい、不安・抑うつが発生しやすくなるのです。

交感神経を休ませ、精神の安定を

身体の項で述べたとおり、睡眠時間は副交感神経が活性化し、交感神経が休む時間です。

交感神経をしっかりと休ませることで、副交感神経とのバランスを整え、自律神経を安定させます。

自律神経の乱れは情緒不安定の原因のひとつです。睡眠がこれを防ぎます。

添い寝は睡眠時間を少なくし、睡眠不足は切れやすくなる傾向に

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前出の国立精神・神経医療研究センター・三島部長によると、日本を含む添い寝の習慣のあるアジア圏では夜の睡眠が圧倒的に少ないというデータがあり、保護者の生活習慣に左右される添い寝は疑問であるとしています。

アジア人は睡眠時間が短くても良い体質という説もあるそうですが、はっきりはしていません。

しかも、日本ではお昼寝が少なく、総合的な睡眠不足では同じく添い寝率の高いベトナムに負けて、比較された国々の中では最下位でした。
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そして、睡眠不足によりいわゆる「キレやすく」なる危険性を示した研究データもあるとし、三島部長は日本のこどもの睡眠に問題があることを指摘しています。

こどもの成長で気になる点があったら、睡眠を見直してみるのも方法のひとつかもしれません。


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トップ画像出典: https://pixabay.com

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