命名・名前

名前に使えない漢字58個!役所で受理されない3つの理由とは?

お気に入りリスト

会員登録するとお気に入りリストが作れます

Loading

会員登録をするとお気に入りができます

0

現在、日本には約18万もの漢字があると言われています。

そのすべてが漢字辞書やパソコンの変換機能に収められているわけではありませんが、私たちがすぐに調べられる電子辞書を含む辞書、パソコンだけで見ても軽く5万字は超えます。

その中で、名前に使うことができるとされる『常用漢字』及び『人名漢字』は、両方を合わせてもたったの2998字

実際に出生届を提出するに至ってから「使えません」と言われることのないよう、事前にしっかり調べて決めていきたいですね。



使えない漢字 (自然をテーマにした名前編)


thewallpaper.co
人気のテーマである『自然』。響きから名付ける場合は注意が必要です。

自然をテーマにする漢字

◆薔(ば・しょう)、薇(ら)

バラの花のように綺麗で美しいことをイメージしますが、どちらも使えない漢字です。有名人では中川翔子さんが『薔子(しょうこ)』と提出して認められなかった例が有名です。

◆薊(あざみ)

秋の野山に咲く薊。古代から日本人に馴染みのある花ですが、人名には使えない漢字です。

◆荅(あずき)

小豆と同じ意味のある漢字です。あずきちゃんという名前は、秋元康さん原作の漫画でも有名です。『小豆ちゃん』と書けばいかにもですが、『荅ちゃん』であれば可愛らしい印象の名前になりますよね。しかし、残念ながら人名には使えない漢字です。

◆萊(あかざ・らい)、藜(れい・あかざ)

古来の日本において、食用として親しまれていたあかざ。おしゃれな雰囲気もあり、素敵な名前ですが、いずれの漢字も使うことはできません。

◆茗(めい)

茶の木の一種である茗。『めい』という読みも人気があります。画数が少なく女の子らしい漢字ですが人名としては受理されません。

◆棗(なつめ)

中性的な読みとして男女どちらにもぴったりですが、この漢字は使うことができません。夏芽・捺芽など、漢字を変える必要があります。

◆檸檬(れもん)、檸(ねい・どう)、檬(もう)

苺ちゃん、蜜柑ちゃんなど果物からの命名もよくありますが、檸檬はいずれの漢字も使うことができません。

◆薺(なずな)

男女ともに素敵な読みの名前ですが、漢字は使うことができません。

◆穐(しゅう・あき)

立秋から立冬までの『秋』を示す漢字ですが、人名に使うことはできません。風情もあり、秋生まれの男の子らしい読みとして素敵ですが、注意が必要です。

◆枸(く・こう)、杞(こ・き)

スーパーフードの一種である枸杞(くこ)の実の漢字ですが、人名に使う場合は別の漢字を当てる必要があります。

使えない漢字 (意外と使えない漢字編)

読みだけで検索すると、似ている漢字が多数!ちょっと変わった漢字をと思ったら使えない…と慌てないためにも、しっかり調べましょう。

へん・つくりが同じなのに使えない!

◆玻(は)

水晶のことを表す『玻璃』の漢字で、とても素敵なイメージがあります。同じ宝石の『瑠璃』に使われる『瑠』はOKですが、残念ながら『玻』は使うことができません。似ている漢字として『波』は使うことができます。

◆瞹、僾、噯、薆、璦(あい)

近年、女の子の名前として人気がある『愛』。素直にそのまま書く名前はOKですが、上記の漢字は、似ていても使うことができません。個性を表したい場合、『曖』は使うことができます。

◆唖、椏、婭(あ)

亜子(あこ)・亜美(あみ)・亜依(あい)のように、女の子の名前でよく見かける『亜』。旧字体の『亞』は人名に使うことができますが、似ている上の3つの漢字は使うことができません。

◆夾(きょう・こう)、萃(すい)、徕(らい)

名前には使いやすい読みの2つの漢字ですが、これも使うことはできません。似ている漢字として、『来』(らい・く・こ)、その旧字体である『來』、異体字の『徠』は使うことができます。似ているために、よく注意してください。

◆祟(すい・たたり)

崇(たか・たかし・しゅう・すう・す)と非常に良く似ている漢字です。しかし、「高くそびえるものを、非常に価値があるとする」という素晴らしい意味がある『崇』に対し、『祟』はその読みの通り「怨霊などにより災厄を被る」という真逆の意味をもちます。もちろん、『祟』は人名として使うことができません。

◆籐(とう)

籐で作られた椅子やカゴなどが有名で、自然的なイメージの名付けに使えそうですが、受理されません。同じ植物でも、紫色の花を咲かせる『藤』は使うことができます。

◆淮(わい・え・かい)、帷(い・とばり)

准(じゅん・しゅん)、唯(い・ゆい)、維(い)、惟(い・ゆい)のように似ている漢字が多々ある『淮』『帷』は、いずれも人名には使うことができません。画数や見た目の印象で考えている場合は注意してください。

◆晴(せい・はる)、睛(せい・しょう・ひとみ)

『晴』の旧字体は『晴』。瞳の旧字体は『睛』。部首が『日』と『目』という違いがありますが、いずれの旧字体も人名には使えません。画数で名前を決めたい場合は、間違えないように気を付けましょう。

◆瑯、埌、蓈、郞、朗、朖、琅、桹、烺、硠、稂、榔、筤、艆、誏(ろう)

一郎・爽太郎・竜一郎など、古風で男らしい名前として人気の『ろう』という止め字ですが、似ている漢字がたくさんあります。使えるものは、『郎、朗、浪、狼、良』になります。細かい部分をよく見てくださいね。

◆珪、硅、畦、恚、挂(けい)

どの漢字も似ていますが、人名に使うことはできません。似た漢字で『けい』と読ませる名前にしたい場合は、『圭、桂、佳』の中から選ぶと良いでしょう。

使えない漢字 (素敵な漢字なのに編)


cuta.jp
見た目の印象や漢字の意味を調べると、名前に相応しい!けれど、人名には認められない漢字があります。

意味から漢字を探す場合に注意が必要!

◆綵(さい・あや)

美しい彩のある絹織物を意味する『綵』。糸偏で、意味ともに女性らしさ溢れる漢字です。しかし、残念ながら人名に使うことはできません。

◆諳(あん・おん)

覚えて暗唱することを意味する『諳』。よく使われる『音』に変えて個性的な名前になりそうですが、この漢字は認められません。

◆厦(か・さ)

中に『夏』の文字が入っており、珍しい夏生まれの子供にぴったり!と思いがちですが、人名に使うことができない漢字です。

◆絳(こう・あか)、赧(たん・あか)、赫(かく・あか)

色にちなむ名前として、情熱的なイメージの『赤』は、「あかね・あかり」といった読みとして、女の子によく使われます。

その場合、上記の漢字は受理されませんので、『緋』『紅』『丹』を使うようにしましょう。いずれも赤い色を表す漢字です。



受理されない名前の基準とは?


googirl.jp
受理されない名前には、3つの理由があります。

理由①使えない漢字である

名前に使うことのできる漢字には、『常用漢字』と『人名漢字』があります。そのいずれにも該当しない漢字は、名前に使うことができません。

また、平仮名・片仮名は使うことができますが、ローマ字は認められません。そのひとつひとつについては、法務省が協議のうえ決めるものであり、キーボード変換に対応しにくい、一般的に使われることが少ないなど、様々な理由があるようです。

理由②名前として不適当である

過去の例を挙げると、1993年に、『悪魔』という男の子の名前が受理されなかった事件が有名です。

『悪』『魔』それぞれの漢字は人名に使うことができますが、その組み合わせが子供の福祉を害するとの判断からでした。

また、同じ読み方『あくま』で別の漢字を使おうとしても、同じく認められることはありませんでした。このように、“名前として不適当である”との理由で認められない場合があります。

しかし、その判断基準は設けられておりません。では、いったい誰が何を基準に判断するのでしょう。

「社会通念上晶かに不適当な名前」「一般常識からかけ離れている場合」「命名権の乱用である」との判断は、出生届を提出する各市区町村が行います。

従い、○○県では認められるけれど△△県では認められないという事実も、有り得るのかもしれませんね。

理由③親・兄弟姉妹と同じ漢字の名前である

意外とご存知のない方もいるかもしれませんが、親や兄弟姉妹間で同じ漢字の名前を使うことはできません。

たとえば、ママが『裕子(ゆうこ)』の場合、子供に『裕子(ゆうこ)』はもちろん、『裕子(ひろこ)』と付けることができないのです。

しかしながら、同じ読み方であっても『結子(ゆうこ)』『優子(ゆうこ)』のように、漢字を変えれば付けることができます。

これは、同一戸籍内における場合であり、親子に限らず兄弟姉妹でも同様です。結婚や養子縁組等で戸籍が別である場合は、同じ漢字で名付けることができます。

候補の漢字は調べてみよう!

使える漢字は、次の方法で調べることができます。

おすすめサイト

人名用漢字は、2004年に多くの漢字が追加されたことはご存知かと思います。その後も、少しずつ追加されたり削除されたりで使える数が代わり、2015年に『巫』の字の追加が最後となっています。

ネットで検索する場合は、これらの変遷に対応していなければなりません。おすすめのサイトを下記にご紹介します。
みんなの名前辞典https://mnamae.jp/
赤ちゃん命名ガイドhttp://b-name.jp/

候補を挙げてから調べましょう!

「人名に使える漢字・使えない漢字に分類されている」というよりも、「すべての漢字の中から人名に使えるものを選び出されている」と言った方が良いでしょう。

それだけ、使うことのできない漢字の方が多いのです。ですから、漢字辞典を順に追いながら使える漢字を探すのは至難の業。

使いたい漢字の候補や響きをある程度決めてから、辞書や検索サイトで調べることが望ましいでしょう。

珍しい漢字を使うことは、それだけ個性的で、人と重なることが少ないというメリットがあります。しかし、後になってから使えないことに悩む可能性も高くなります。

深い意味を持ってその漢字を使いたい、また画数にこだわりながら考えたい場合は、思いつく漢字のひとつひとつについて、その都度調べる方が良いかもしれませんね。


【商品券5000円分プレゼント企画】

子供にかかるお金はいくら?30秒簡単アンケート+無料保険相談を体験するとJCB商品券5000円分もらえます。(保険のビュッフェPR)


この記事を書いたママ

fami

小学生の女の子2人を子育て中です。仕事と家事・育児に奮闘しながら、毎日の何気ない出来事を大切に、楽しみながら過ごすことがモットーです。

トップ画像出典: koarubiyori.jp

お気に入りリスト

会員登録するとお気に入りリストが作れます

Loading

会員登録をするとお気に入りができます

0

このママの記事が参考になったらイイネしてね!
最新記事をお届けします