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妊婦も意外と知らない胎盤の6つの役割

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赤ちゃんを育てるための大切な役割を担う「胎盤」ですが、あなたは胎盤のことをどれだけご存知でしょうか?

今回は意外と詳しく知らない「胎盤」について掘り下げていきたいと思います。



妊婦さんだけが持つ臓器

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www.premiumtimesng.com
この胎盤は、もともと女性の体にあるわけではなく妊娠してはじめて作られる臓器です。

受精後、徐々に形成されていき、ちょど安定期に入る妊娠14週ごろにほぼ完成されるのです。

胎盤の働きとは?

ようやく完成された胎盤では、どのような働きをしているのでしょうか?

胎盤は臓器が未発達な胎児に代わって、実に多様な働きをしているのです。

1.ホルモンの分泌

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www.amoma.jp
赤ちゃんを育てる環境を整えるため、胎盤はママの体に複数のホルモンを分泌します。代表的なホルモンとその働きとしては

ヒト絨毛性ゴナドオロピン(hCG)

hCGは、受精後8~10日後に分泌されるホルモンです。妊娠12週目頃にピークとなり、その後妊娠中期まで一定量が分泌されます。そのため妊娠検査薬は、このホルモンに反応するように設計されています。

hCGの主な働きは、妊娠を維持することです。妊娠黄体に働きかけて子宮の血流を多くし、子宮を柔らかく大きくしやすい状態にします。そのため安定期に入った妊娠中期以降は徐々に減っていきます。

ヒト胎盤ラクトーゲン(hPL)

妊娠が進むにつれて分泌量が増し、妊娠32週~34週に最も多く分泌されます。

hPLの主な働きは、赤ちゃんへの栄養を運ぶことです。ママの糖代謝や脂質代謝を活発にして赤ちゃんへ優先的に栄養を運ぶことで、発育を促します。

エストロゲン

妊娠初期に多く分泌されていた妊娠黄体が一段落すると、それに代わって今度は胎盤でエストロゲンが分泌され、妊娠後期にピークとなります。

エストロゲンの主な働きは、どんどん大きくなる赤ちゃんに対応するように、子宮内膜の分泌腺や血管を増やしていきます。妊娠後期には子宮頸管を徐々に柔らかくしていくなど、赤ちゃんが生まれる時の準備も始めます。さらに乳腺を発達させて、授乳の準備も始めます。

プロゲステロン

プロゲステロンは妊娠の初期から後期にかけて、妊娠にかかわる大切なホルモンです。

プロゲステロンの主な働きは、赤ちゃんが子宮の中で成長しやすいように環境を整えることです。とくに妊娠初期には、子宮筋の緊張を和らげて、流産を防ぐという役割を持っています。

プロゲステロンは、ママの体調にも強く影響を与えます。たとえば妊娠中はイライラしたりマタニティーブルーと呼ばれるうつ状態になったりして、感情的な起伏が激しくなります。これはプロゲステロンが一気に増えてしまいホルモンバランスが崩れてしまうから。また妊娠中の便秘や、シミや肝斑の原因もプロゲステロンの影響だといわれています。

2.酸素の供給

子宮の中にいる間、赤ちゃんは呼吸をしていません。胎盤から供給される酸素だけに頼って成長を続けなくてはなりません。私たちが息を吸って酸素を取り込み、息を吐いて二酸化炭素を排出しているという働きを、胎盤は同時に担っています。

喫煙することによって一酸化炭素を体に取り込むことになります。一酸化炭素は酸素と非常に結びつきやすいため、本来は赤ちゃんのために胎盤に送らなくてはならない酸素を奪ってしまいます。酸欠状態の赤ちゃんは、苦しくて暴れるといいます。成長に悪影響を及ぼす喫煙はスッパリと止め、周りの副流煙には十分注意するようにしましょう。

3.栄養の供給

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welq.jp
胎盤は消化器の役割もしています。ママが摂取した栄養の中でも糖、アミノ酸、遊離脂肪酸、ミネラル、ビタミンなど赤ちゃんの成長に欠かせない栄養を送り届けています。

胎盤は、赤ちゃんに有害物質が送られないようにフィルターの役目も持っています。しかし、アルコールやニコチンの分子は小さく、胎盤のフィルターを通過してしまいます。また薬も分子が大きなものと小さなものがあり、妊婦さんが飲んでも赤ちゃんに影響の出ないものと出るものがあるので、お医者さんに相談することが大切です。

4.代謝

肝臓が発達していない胎児は自ら代謝を上手に行えません。

胎盤がこの役割を代わり、正常な物質代謝や老廃物の排出を行います。

5.赤ちゃんのホルモン分泌

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eminews.jp
大人であれば脳下垂体や卵巣、精巣などから作られるホルモンも赤ちゃんは自ら作り出すことができません。

これらホルモン分泌にまつわる役割も胎盤は担っています。

6.免疫機能

自らのからだを守ることのできない赤ちゃんを胎盤は守ってくれますし、免疫や抗体を作る働きも担っています。

ママの持っている免疫や抗体が赤ちゃんへ届くため、生後すぐは風邪をひきづらく、また生後半年を過ぎると、その免疫が徐々に失われていくため風邪をひきやすくなります。



胎盤の寿命

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192abc.com
胎盤というのは、妊娠して初めて作られる臓器です。そのため寿命があり、役目が終わると体から排出される運命です。妊娠の終盤には、直径約15センチから20センチ、重さも500グラム程度あります。

赤ちゃんが十分成長した妊娠42週ころには胎盤の機能が徐々に弱まり、出産後数分から数十分後には、胎盤は体内から排出されます。

これを読んでいる妊婦さんへ

妊娠期間中のママたちの気苦労や体力の消耗、疲労は想像を絶するものがあります。

でも、よい状態で胎盤を維持するために、胎児に健やかに育ってもらうためにも、ぜひママ自身の健康に気を配ってくださいね!


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トップ画像出典: news.discovery.com

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