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小学校二年生の生活科「生い立ち調べ」の是非

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小学校二年生の生活科に「生い立ち調べ」という授業があるのをご存じでしょうか。この「生い立ち調べ」が議論を呼んでいます。



生い立ち調べとは?

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girl.sugoren.com
1992年に新学力観の元に改訂された学習指導要領に基づき、小学校一、二年生は理科・社会にかわって生活科を学ぶことになりました。

その生活科において、生徒が自らの生い立ちを調べて、振り返る授業があります。

これが「生い立ち調べ」です。

二年生で学習する内容で、学校によってはいのちの授業と結びつけられていることもあります。

具体的には

具体的には、名前の由来を調べる、年齢ごとのエピソードを聞く、年齢ごとの写真を用意する、当時使っていたものを持参するなどし、アルバムや壁新聞を作ったり、発表を行うそうです。

娘の学校でも

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www.yawatahama.ed.jp
娘は自由教育系私立小学校二年生。先日、娘の学校でも「生い立ち調べ」がありました。

出生体重、名前の由来・思い出を調べ、写真数枚と一緒にまとめていました。

事前に担任の先生から写真提供とクラス内での公開について可否の確認がありました。

生い立ち調べへの違和感

「生い立ち調べ」について聞いた時、少し違和感を感じました。

そして違和感、戸惑いを感じたのは私だけではないようです。

ある新聞記事

2015年5月8日の静岡新聞に、このような記事が掲載されました。
http://www.at-s.com/news/article/education/etc/46914.html

    「本当につらい作業だった」―。小学3年の女児を養育する静岡県中部の里親は、女児が2年生だった今年2月に取り組んだ生活科の授業に苦しんだ。

    担任から「名前をつけた理由」「1歳の時に初めてできたこと」などの質問が書かれたプリントを宿題で配られた。絵本の形にまとめるため、思い出の写真などを準備するようにも言われた。
     
    女児が里親の元にやってきたのは小1の時。写真はあったが、実の親と連絡は取れない。担任に相談すると「ありきたりなことでいいから書いて」と返ってきた。名前の由来や乳幼児期の様子など「想像で書くしかなかった」と里親は話す。

    女児は直接的な拒絶の言葉こそ口にしなかったが、しばらくは表情が暗く、怒りやすい状態が続いたという。(一部抜粋)

他にも、生い立ち調べに懐疑的な意見や相談が、育児系サイトや掲示板に多く見られました。

家族の多様性

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dot.asahi.com
家族の形はさまざまです。里親家庭、一人親家庭、祖父母が養育している家庭。

エルトン・ジョンのようなケースだってあるかもしれません。

もちろんそんなものはないのが一番ですがやはり偏見というものはあり、そしてこどもというのは違いに敏感で、その素直な性質のために残酷でもあります。

小学校二年生がそれらに耐えられるとは思えません。



提供品の問題

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mery.jp
提供品が多すぎて負担であると言う意見もあります。

学校によっては、新生児から現在までの毎年の写真、赤ちゃんの時に使っていたもの、ベビー服、母子手帳etc.. を授業のために持って行く必要があるのだそうです。

これに対し、残っていない、大切な物なので持ち出したくない、写真を現像する習慣がない、などの声が掲示板であがっていました。

失われたもの

災害、事故などで思い出の品を失ってしまっていることもあるでしょう。

地域によっては配慮があるかもしれませんが、遠く離れた避難先で学校に通うこどももいます。

フラッシュバック

災害、虐待、病気、その他家庭のトラブル。

これらのケースでは、生い立ちを振り返ることでトラウマに直面したり、フラッシュバックが起きる可能性があります。

感謝の強要になっていないか

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www.lyceum-planta.com
学習指導要綱には生活科について、次のような記述があります。

「多くの人々の支えにより自分が大きくなったこと、役割が増えたことが分かり、これまでの生活や成長を支えてくれた人々に感謝の気持ちをもつとともに、これからの成長への願いを持って、意欲的に生活するこ
とができるようにする」

こども達の状況によっては「感謝」は苦痛ではないでしょうか。

もちろん、支えてくれた人への感謝なので親への感謝でなくて良いのですが、「親に」「感謝できない」という苦痛もあると思うのです。

さらに言えば、どんな家庭のこどもだって心は複雑で、なんとなくいろいろ思うところがあったりします。

感謝くらい自分のペースでしてもいいのではないでしょうか。

プライバシー

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girlschannel.net
プライベートに触れられたくないというご家庭もあるそう。母子手帳、写真の提出はたしかに不安です。

親の熱意で差がでてしまう授業

親の協力体制、やる気でかなり差がつく授業でもあります。

こども自身の努力の範囲外で評価がかわるというのは、フェアでない気がします。

まとめ

見直すべき点がある授業ではないかなと私が思ってしまうのは、「生い立ち調べ」に限らず生活科より理科・社会をやるべきだという私のもやもやのせいでしょうか。


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トップ画像出典: free-photos.gatag.net

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