家族の実話エピソード

思春期の子供の心に寄り添う!ハンドマッサージでぬくもりを

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我が家は、娘が中学1年生、息子が小学5年生。

最近はすっかり手がかからなくなり、それでいて友達のように話せるようになっている。

小さい頃、毎日戦争のように忙しく、余裕がなかったことを考えると、今はまさに黄金期。

ただ、そんな中でも、見逃してはならない変化がある。

手がかからないということは、親の目が届かないことが多くなること。

親の知らない世界が増え、立ち入られたくない領域が出てくるということ。

基本的にはまだ親と上手くいっている方でも、イライラする時が増えたり、何か注意をすると「うるさいな」という反応が出ることもある。

思春期。

そのうち、もっと本格的に親に反抗するようになってくる。それが当たり前の成長の証。

その前に、今のうちに、何か子供たちと自然につながっていられるような方法を見つけられたら。

そう思っていた。

そんな時に、本屋でハンドマッサージの本を見つけた。

「心と体を癒やす手のひらマッサージ」というタイトル。

そして、優しく手をマッサージしている表紙の写真。

何だかとても気になった。

「ハンドケアは自分だけのためでなく、たいせつな誰かのためにも気軽に行える癒やしの技」

という文章も、心に響いた。

手のコリをほぐすと同時に、心のコリもとれそうな予感。

そのまま本を購入し、まずは自分でやってみた。

家にあるハンドクリームをつけて、右手で左手をマッサージ。

親指と人差し指の谷間のV字のくぼみに「合谷(ごうこく)」というツボがある。

ここを押さえると、おぉ、これは意外に気持ちいい。

本には「肩こり」「肌荒れ」「ホルモンバランスを整える」などの症状別項目があって、その殆どに「合谷」が紹介されている。

これをやっておけば、まず間違いない。

あとは、「指ヌキ」という方法もあった。

爪のはえぎわを指ではさみ、5秒ほど強めに押してから、力を入れたまま抜くように離す。

指先にはツボが密集しているので、刺激をすることで結構がよくなり、手が温まってくるとそうだ。       

どれをやっても気持ちがよくて、これは自分自身のためにもいいかも。

本では、オイルをつけたマッサージが勧められていたけれど、それだと手がベトベトしてしまって、終わってすぐに他のことができない。

ハンドクリームの方が向いている気がする。

家にあったものは伸びが悪かったので、ドラッグストアで探してみると、ハンドマッサージ用のクリームがいくつか売られていた。

テスターで付け心地や匂いを試してみる。

適度に伸びがよく、つけ心地がサラッとしていて、それでいて匂いが少なく爽やかなものを選んだ。

新しいことを始める時は、色々試してみたり、グッズをそろえたりするだけで、気分が上がる。

自分で一通りやってみたので、手始めに娘にやってみた。

最初から乗り気で自分から手を出す。

5分間のクイックトリートメントコースで、まずは万能のツボ、合谷を押す。

かなり力を入れても「あ~、痛気持ちいい!」と娘はご満悦な様子。

特に指ヌキが気に入ったようだ。

その後、丁寧に手の甲と手のひらをマッサージ。

母が娘の手をとり、流れるおだやかな時間。

最近、娘は家にいる時は片時もスマホを離さず、ずっと画面を見ている。

ハンドマッサージをしている間は、スマホを手放して一対一になれるのがいい。

次に、息子にやってみた。最初は、ちょっと照れくさそう。

「これ、やってると、眠くなる」

と、まどろんだような声を出した。でも、しばらくすると、

「...痛い」

娘の時と同じ調子でグイグイ押してると、顔をしかめられた。

息子はあまり押されるよりも、手全体を優しくなでられるケアがお好みのようだ。

好みがそれぞれ違う。

それをおさえたケアができるようになったら、思春期がきて反抗しても、ママのハンドマッサージだけはやって欲しがるかもしれない。

ふふふ、これはいい。

反応はそれぞれ違ったけれど、マッサージをされている時は、二人とも小さい頃の顔に戻っていた。

そして、おまけの効果もあった。

子供たちに好評だったので、今度は夫にもやってみた。

当たり前だけれど、子供たちとはサイズが違う。夫の手の大きさをあらためて感じる。

そして、ピチピチの子供たちの肌に比べ、いつの間にかちょっとしわもシミも増えて、かさつき気味。

かくいう私の手もそうだけれど。

結婚してから重ねてきた年月を、しみじみ思う。

そうして、しばらくすると、「会社でさ...」と夫がしゃべり出した!

いつもはあまり弱音を吐かない夫。

会社のことはこちらが聞いてやっと話す程度で、それも疲れていると「別に」で終わってしまうことが多い。

それがすんなりしゃべり出したのにビックリ。

夫の手には、しゃべり出すツボがあったのかもしれない。

それから、ママのハンドマッサージは続いている。

娘はすっかり気に入って、寝る前に毎晩ねだるようになった。

息子と夫には、疲れていそうだなと思う時に声をかける。

ハンドクリームを手に「やろっか?」と声をかけると、「うん!」と嬉しそうな声をあげる。

この瞬間、ハンドマッサージを始めてよかったとしみじみ思う。

本には、ハンドケアを人に行う時の心得として「相手の求めているものを感じながら」と書かれてあった。

この言葉を、普段の接し方でも忘れないようにしたいと思った。

「小さい時は手を離さず、大きくなったら心を離さない」

という言葉がある。

直接手をつないだ頃とは違って、心をつなぐというのは難しい。

だから、手をつなぐ時期を卒業して、今は時々手を包み込む。

手から手へ、ぬくもりを伝えるために。

どんなに外で心が寒くなることがあっても、その手に確かなあたたかさが残っていることを、思い出せるように。

今、同じように思春期で、お子さんにうまく気持ちが伝わらないと悩んでいる方。

まだ子供は小さいけれど、最近なんとなく、子供の気持ちが荒れているなと感じている方。

ハンドマッサージで、お子さんに母のぬくもりを伝えてみてはいかがでしょうか。

この記事を書いたママ

りぃ

中1娘と5年息子の母です。成長した子供と友達のように話せる今は人生の黄金期!大変な幼児期を乗り越えたからこそ見えることをお伝えしていきます。

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